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第5話「喰らう街、砂の市場と揚げ魚の奇跡」

旅を続けるユウト一行がたどり着いたのは、砂漠の交易都市サリム。この街では、“食”が通貨として機能していた。だが今、食料供給を独占するギルドの支配により、庶民は飢えに苦しんでいた。


「金がなければ食えない?違うだろ。食うから、生きるんだ」


ユウトは市場の廃棄食材を集め、魔物“バサルトフィッシュ”を素材に**“カリカリ香草魚のアラビアン揚げ”**を振る舞う。

その場に集まった人々が食べた瞬間、活気が街に戻る。


だが、料理を違法とするギルド兵が現れ、ユウトに剣を向ける。


「料理人がこの街で商売するなら、命を差し出してもらう」


騒乱の中、ルミナが魔法で防ぎ、グレイスが剣で包囲を切り裂く。

ユウトの揚げ物鍋が再び火を吹く。「だったら、お前らの舌を黙らせるまでだ!」


料理VS暴力。香ばしい革命のはじまり。

その夜、街では「料理は武器だ」「料理は自由だ」の声が広がる――

そして、ユウトに興味を抱いた“料理大会の黒幕”アルカスがついに動き出す。


「神の厨房に足を踏み入れる資格があるか、試してやろうか…《死者の味覚》でな」

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