第44話「影食いの宴《ナイトシェイド》と七罪の晩餐」
影の迷宮
黒の厨房が管理する“禁食領域”――シャドウ・ダイナ。
かつて王国が「調理魔法による反逆」を恐れ、封印した実験厨房。
ここでは、“罪に堕ちた料理人たち”が「影の宴」を続けているという。
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「君の料理は……まだ“甘い”」
ルミナとグレイスが掴んだ新たな神味の断片は、《影の厨房》の奥深くにあった。
ユウトは、闇に堕ちた料理人たちに挑む覚悟を決め、禁域の扉を開ける。
その先に待っていたのは、料理を“毒と支配”に変える者、
影食の王だった。
《セレスティア・ノヴァ》から戻ったユウトは、
ルミナたちが持ち帰った「黒の書」に導かれ、王都地下の隠された扉を発見する。
その扉の奥、禁断の厨房最深部には、影食い王からの招待状が――
「“罪”を調理できる者のみ、神味に至る」
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影の晩餐が始まる。
ユウトvsナイトシェイド――
・暴食:超巨大魔獣の肉を1分以内で仕留め、調理
・嫉妬:他者の料理を“盗む”技術(コピー調理)
・憤怒:炎を操る料理で、怒りの味を表現
・怠惰:素材の力に頼るだけで完成する“手抜き料理”に抗う
・傲慢:「自分だけが美味しい」と感じさせる料理とは何か
・色欲:香りと見た目で惑わせる幻惑系スイーツ
・強欲:複数素材を無理に融合させた、禁忌の多重味覚
ユウトは、それぞれの“罪”を“許しと再生の料理”に昇華し、
新技《調律料理》を発動。
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最後の一皿、ユウトは“全ての罪を受け入れる”というテーマで
**《無罪の再構築プレート》**を完成させる。
味だけでなく「心を救う」料理を食べたナイトシェイドの仮面が崩れ、
かつて“料理騎士団の筆頭”だった頃の彼の面影が浮かび上がる。
ナイトシェイド:「……これほど、清らかで……おぞましい料理があるとはな……。
君こそが、影を超える者だ」
そして神味の一部、“影を味わう調理魔法”がユウトの体に宿る。
影食い王
所属
黒の厨房七剣の筆頭
特徴
毒食と支配調理を極めた暗黒料理人
外見
黒いシェフコートに仮面。視線は読めず、手元は静かに美しい。
武器
調理短剣──斬るだけで魔素を吸い取る刃
必殺技
《七罪の晩餐》:7種の罪(暴食・怠惰・憤怒など)をテーマにした連続料理攻撃
モチーフ
ナス科の毒草「ナイトシェード」、料理に潜む“快楽と罰”の象徴
ユウトが得たもの
・闇神味の一部《影の祝福:ノクティス・クレーヴ》
・新スキル《七罪の変奏》
・クロキュイジン最深部への通行許可
・ナイトシェイドのレシピ帳《影調理帖:ルシダ》を継承




