第43話「記憶の料理書と空神の残響」
浮空大陸
火山の神味を獲得したユウトたちは、次なる神味の手がかりを求め、王都の空中航路より**“浮空大陸セレスティア・ノヴァ”**へと飛び立つ。
そこに存在するのは、《記憶の大気図書館》。すべての“料理の歴史”が封印された天空の禁書庫。
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「この本……俺の知らない“未来の料理”が載ってる……!?」
空に浮かぶ記憶の図書館で、ユウトは一冊の料理書に出会う。
そこにはまだ誰も見たことのない“未来のレシピ”と、彼自身の記憶にない調理技術が書かれていた。
一方、図書館の番人を名乗る料理魔導師は言う。
「記憶は材料。だが、それをどう調理するかは――お前次第だ」
王都の空港から、ユウトたちは神風飛行艇で浮空大陸へ向かう。
だが到着早々、風の魔獣に襲われ、不時着。
図書館に入ると、「記憶が料理になる」――という異様な空間に困惑する。
本棚の中には、見覚えのないユウトのレシピノート……その中にはセリオの手記も残されていた。
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アルメリアは言う:
「神味は記憶の中にある――だが、真実を受け入れる味覚を、君は持っているか?」
料理テーマは「失われた記憶から作る未来の料理」
アルメリアは、ユウトの“封印された過去の記憶”から素材を召喚。
その中には、《現世でユウトとセリオが交わした最後の料理》もあった。
ユウトは動揺しながらも、新たなスキル《追憶の重層調理》を発動し、
セリオの味をベースにした「空薫の風包みロールキャベツ」を完成させる。
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料理が完成した瞬間、図書館の奥に封じられた《空神の残響》が発動。
空神の神味が姿を現す。
空神の声:「その料理……風と記憶が重なり合う……受け取るとしよう」
アルメリアは涙ぐみながらも、ユウトに頭を下げる。
アルメリア:「君の中の“味”は、まだ伸びる。未来は、きっと君が作る」
アルメリア=セレーネ
種族
記憶守人《レムノリア族》
属性
風・記憶・光
武器
羽根刃
特徴
浮空図書館の番人。食材ではなく「記憶」を料理するという魔術師。
技
《追憶燻蒸》《未来焼成》など、時間と記憶を操作した魔法調理を行う。
ユウトが得たもの
・神味(空と記憶の神味)
・新スキル《記憶召喚調理》
・セリオとの過去の記憶の一部が復元される(空に関する魔法陣と調理魔法の連携)
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伏線
・セリオがこの空中図書館に足を運んでいた形跡(記録の栞に「セリオ・アリア」の名)
・セリオの「本当の目的」が、神味の統一ではない可能性
・空神の力は“記憶を共有する者”にしか渡らない




