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新撰組の狼 ー前世の記憶がある白狼獣人の女の子は死んだと思って落ちた先が幕末の新撰組の屯所でした!?ー  作者: 夜霜冰月
それはまるで、神の如く

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「……っくく……」



神!?まさかの神!?



流石に予想外すぎて笑ってしまった。


ただ妖怪とか化け物とかと間違えられて驚かれたらいいなあ、

ってくらいだったんだけど。


……まさかの神。


「……っ、くす、……神、ねぇ?……あはっ、ちがうよ?


……ねぇ?君さ?今、眠くない?

眠いよねぇ?

……ふふっ、今日は天気がいいからね。

気持ちよくお昼寝ができそうだとは思わないかい?」


にこっと笑いかけながらそう言う。


「……???」


なんの話か分からないって顔してるね。



そりゃそうでしょうね。

だって分からないように話してるもの。



……でもね……?君の話なんだよ~?


ま、お昼寝だけなのか()()()()()なのかは

君次第ってとこかな?


さっきの話し方の訛りからして長人っぽいから永遠の眠りの可能性大だけど。


……それにしてもいつまでそんな間抜けな顔をしてるんだろうね?


「くすくす、わかんないか~。

じゃあ、しょうがないね。

君はちょっとお昼寝しとこっか?


…………ほら。」


と神様と間違えられるという予想外の発言に笑いを含みながらそう言って浪士が持っている刀をするっと取り上げる。


私はそんな尊くて綺麗な存在じゃないからね、血を流すのも流させるのも厭わない。

そんなこと言ったら私が神様に怒られちゃうよ。


「えっ!?」


急に手元から刀がなくなったからびっくりしたみたいだね。


「それとねぇ……あまりかような女子を泣かせるようなことをしてはいけないよ?


……たとえ酔っていたのだとしても……ね?


……んじゃ、おやすみ~」


トンッ


男の首を手刀で打って気絶させた


「……よし、寝た寝た。

これでもう大丈夫だね。

えーと、縄はっと…………お、あったあった。」


懐のインベントリから縄を取り出す。


そして男をぐるぐる巻きにして肩に担いでおく。


「……ふぅ、まったく、重いなぁ……


……君は大丈夫?」


「…………あ、え、はい……」


(えらい美丈夫やな……///あの浪士の言う通り、ほんまに神様みたいや……

見惚れてしまった……

それに、さっきの威圧感はいったい……?

髪が白いのは何でやろうか……?)


「これからは気をつけてね。

それじゃ、」


「あっ!あのっ!!

……っ助けてもろて、おおきにっ!」


「いえいえ、人として当然のことをしたまでですから。

……では。」


そう言って女の子に背を向けて、

今度こそ二人と一緒に屯所へ帰ったのだった。





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