一
ど、どゆこと??え?この人があの新見錦?
え?私は幻覚でも見ているのでしょうか……?
それとも史実の記載間違い??
笑う……???そんなことあるの……???
あの人が……???(←失礼※本日三回目)
今私の前にいる新見錦 (らしい) 人は
黒髪で髪が長い。
だいたい腰あたりか。
いつもゆるく括っているようで総髪ではなかった。
……と言うかイメージした人と全ッッッ然違うんだけどっ!?!
そしてこれまた何故かイケメンっ!?
なんか雰囲気……と言うか匂い……?は狐族っぽいな。
まぁ、なんか狐っぽいよね、この人。
第七皇子に似てる……というか。
「……新見が笑っておる……」
「……新見が笑ってる……」
「「「「「「「……(絶句)……」」」」」」」
あんたらもその反応なのかよ!!
何、新見さんが笑うの初めてなわけ!?!?
そんなレアなのを私が引き当てちゃってよかったのかなぁ!?!?
もうなんか逆に新見さんが可哀想になってきたよ!!
「……して、」
して!?スルー!?
「雪ノ宮時雨と言ったか?」
「……え、あ、はい。時雨とお呼びください」
「はは、ではそうさせてもらおう。
わしのことも芹沢でよい。」
わーい!芹沢さん呼びオッケーもらっちゃったー!
「……で、時雨はこの実力じゃ、もちろん副長助勤よなぁ?」
は、はい?
なんでですか??
why???
「ええ、もちろん副長助勤にするつもりでしたよ?」
こういう時ばかりは何故か仲がいい(?)芹沢と土方を頭がおかしいやつを見るような目で見る時雨。
は、はい???
なぜ???
why???
为什么?(中国語)
pourquoi ???(フランス語)
Warum???(ドイツ語)
¿¿¿por qué???(スペイン語)
(※時雨は外交もしていたためいろんな言語が話せます。
※そしてただいま頭がこんがらがっています。)
「……はい??何でです??
そもそも俺入ってきたばっかりですよね??
なのに副長助勤???おかしくない???
俺って新入隊士扱いじゃないの??????
ねぇっ???おかしいよね????????
おかしいよねぇ!!!!!!!!!!!!
ねぇっ!!!!!!!!!!!!!!!!
隊士の皆さんもそう思いますよねっっ!?」
「「「「「「「「 ……。」」」」」」」
((((((((さっきの沖田先生との殺り合いを見ておかしいとか言えるかッ…………!!!!
むしろ適任だわッ…………!!!
というかおかしいっつった時点で俺らの首と胴はお別れしてるからッ…………!!!))))))))
……隊士達は全員心の中でこう叫んだと言う。一同、首ちょんぱされないよう必死だ。
「ほれ、思ってねぇみてぇだぞ。
あと、確かにお前は一応新入隊士だが、そこは……別に関係ねぇんだよ」
「…………は…………?」
んなことある……??
……時雨は一旦思考を放棄した……
「それだけ時雨くんが強いってことですよ」
「そうそう!」
「ぇ……えぇ……」
「……まぁ、壬生浪士組は実力重視ですもんねっ!うん!じゃ、土方さん!屯所案内よろしくお願いします!芹沢さんもまた!お先に失礼しますっ!」
もう、いっか!!
時雨はとりあえず一旦思考を放棄させてもらってとにかく話を進めることにした。
「「お、おお……」」(土方&芹沢)
おぅ……見事にハモったね……この人たち案外仲いいんじゃ無いのかな?笑
「では〜」




