六
「なんの話ししてるんですかー?」
と沖田さ……総司さん。
「んー、秘密ですっ!」
「あ、まじで秘密にしてくれんだ?」
「?秘密にするって言ったじゃないですか?」
「ああ、いや、そうなんだが……」
……かわいそうに。バラすと思ったんだね……きっと総司さんのせいだな、これ(←正解)
「ふーん?まぁ、いいですよ。僕今から蒼月さんに遊んでもらいますもん!」
あそ……?え、遊ぶ??え、なんか約束したっけ私??
「ほら、道場行きましょう!!」
……あ……それね……
遊ぶ……であってるの……かなぁ?
「あ!そうそう!
一条だと色々と面倒だし怪しまれると思うので、改名しようと思いまして!」
「お、おお、いいじゃねぇか」
「俺、これからは雪ノ宮 時雨と名乗りますので!
これからは蒼月じゃなくて時雨って呼んでくださいね?」
「おう、分かった」
「りょーかい!!」
皆普通に了承してくれた。
だが、土方さんは見逃さなかったみたいだ。
「……おい、雪ノ宮ってお前もしかして……」
「あれ、よく分かりましたね?流石にバレないかなーって思ってたんですけど……」
「ん?なになに?なんの話?」
と話が見えない平助さん
「いや、土方さんが中々鋭いって話です」
「んん?」
まだ分からないらしい
「あ、えーと、雪ノ宮って聞いてなんも思わなかったですか?」
「……えー?分からないなぁ……」
「……宮号だよ、コイツの」
と土方さんが答える
「……あ!あぁ〜なるほど、」
一瞬なんの話しか分からなかったみたいだけどようやく分かったらしい
……まぁこれで分かる土方さんがやばいだけな気もするけど
宮号と言うのは皇族に与えられる称号の一つのことだ。
こっちの時代だと主に皇室の男子だけならしいが、未来だと女子も宮号をもらえる。
宮号は、その家系の象徴となり、たとえば伏見宮、桂宮、閑院宮、有栖川宮などのように、特定の地名や特徴にちなんだ名前を与えられることが多い。
まぁ未来だと面倒くさいから好きな漢字をとってって感じらしいけど。
……適当か。
宮号を与えられることにより、皇族としての身分を維持しつつ、独自の家系を形成することが可能になるから、宮号をあたえるんだとか。
「よく気づきましたね、逆に」
いや、これホントに
「いや流石に気づくわ」
「俺の宮号は雪宮って書いて雪ノ宮って読むので……」
「あぁ、なるほど……」
「そんなのどうでも良いじゃないですかー!
それより〜……!早速ー!時雨くんー!道場行きましょー!!」
「はいはい笑
……と、そうだ、総司さん!木刀で殺ります?それとも真剣で殺ります?」
「な、なんか漢字が違うく見えるのは俺だけ?」
「いや、平助……俺にも見えるぜ……」
「何言ってるんですか?二人とも。合ってますよ、これ」
と総司さん
「「あってんの!?」」
((((あってんの!?!?))))
(はい、もちろんあってま〜す)
「まぁ、そこの馬鹿三人は放っておくとして……」
「おい総司俺は何も言ってねぇぞ?」
「はい?僕がいつ永倉さんって言いました?あっ、もしかして自覚してるんですか?」
「あっ、いや、そうじゃなくてだな??」
「おい総司!!俺らは馬鹿確定かよ!」
「そりゃそうですよ」
「「そうなのかよっ!!!」」
「ま、まぁまぁ、で、総司さん、どうします?」
「うーん、まぁ、本気で殺りあいたいですしねぇ……木刀にしましょう!怪我すると危ないですからね」
「はーい!」
「そういや蒼月……じゃ無かった時雨。お前真剣持ってんのか?」
「?ありますよ?」
「え?でもそういえば見なかったですよ?」
「あー、なるほど……
そりゃ、見えないところにありますからねぇ……」




