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新撰組の狼 ー前世の記憶がある白狼獣人の女の子は死んだと思ったら落ちた先はまさかの幕末の新撰組の屯所でした!?ー  作者: 夜霜冰月
新撰組(まだ壬生浪士組)メンバー

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「この人たちの名前わかる?」

と沖田さん


「んー……まぁ、写真が残ってない人が多いので当てずっぽうでもいいなら……」


「写真?」


「あー……ポトガラです」


「あ、なるほど?」


「貴方は山南敬助さん。壬生浪士組副長。

通称仏の副長。小野派一刀流(おのはいっとうりゅう)北辰一刀流ほくしんいっとうりゅうの免許皆伝の持ち主。文学にも秀でており、文武両道。

愛刀は赤心沖光(せきしんおきみつ)


「「「「!?」」」」


「「なんで分かったの(ですか)!?」」


「眼鏡を掛けていたのと、知的で聡明そうだな、と思ったので。」


「なるほど……!」


「ふふ、うれしいですね。ありがとうございます。私が山南敬助です。

愛刀までわかるのですね」


「言い伝わってますからね」


そう言った後、小柄で、アーモンド形の形のいい目をした男の人のほうを向く。

三馬鹿の中で、一番小柄なのは……

「で、あなたは藤堂平助さん、ですね?」


「えっ!すごいよく分かったねっ!」

とニコニコしながら言った。


子犬みたい……かわいい……


背が低かったからわかりやすかったんだとは口が裂けても言えない……よねぇ……


「藤堂さんは北辰一刀流目録。

愛刀は上総介藤原兼重かずさのすけふじわらのかねしげ

「え、正解っ!」



「で、藤堂さんの隣にいるのが、永倉新八さん。」

そう言って、三馬鹿のなかで真ん中くらいの背丈で、キリっとした頼れるお兄さんみたいな雰囲気の人を見る。

この人は絶対永倉さんだわ。私の勘がそう言ってる。

神道無念流(しんとうむねんりゅう)免許皆伝。

愛刀は播州住手柄山氏繁ばんしゅうじゅうてがらやまうじしげ

「おうっ!正解だぜっ!」


よっしゃ!!


「で、えーと永倉さんの隣にいるのが……原田左之助さん……かな?」

彼は新選組の中でも背が高いほうみたいで、土方さんや総司さんと同じくらいに見える。

あと、こう……なんだろう、この無駄な色気を垂れ流しているような…………

強いて言うなら淫魔に雰囲気が似ている。……これは決して悪口ではない……よ?

種田宝蔵院流たねだほうそういんりゅう免許皆伝。壬生浪士組きっての槍使い。

愛刀は江府住興友(こうふじゅうこうゆう)


てか色気本当やばいなこの人。

そりゃ女の人に人気なわけだわ。


「おうっ!正解だっ!

俺が原田左之助よっ!

左之さんって呼んでくれ!」


えぇっ、名前呼びいいんです!?


「わかりました、左之さん」


したら、

「「左之だけずりぃよ!

俺も平助(新八)って呼んでっ(くれ)!!!」

と、なぜかお二人にも名前呼びOKをもらった。


「え……と、平助さん?……と、新八さん?」


「呼び捨てでいいよーぅ」

いやいや、さすがにいきなり呼び捨てはハードル高いですって。


「いえ、さすがに……年上ですし。」


「「「「「えっ!?」」」」」


皆にめっちゃ驚かれた。


なぜだ?


「え……何歳なの?」とおそるおそる尋ねる総司さん。


「え……十五……ですけど……?」



「「「「「……………………………………はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?」」」」」


「えうるさ……何歳だと思ってたんですか(圧)」

反応がむかついたので少し圧を掛けてあげた。


「エッ、いや、同い年くらいかと……」

藤ど……平助さんは確か20歳前後だったはず……………………てことは?

「……僕そんな老けて見えます?」

とジト目で見る。

五歳も上にみられるってどうなの……?


「いッ、いやッ!大人っぽいなって!!それにほらッ!俺より背高いしっ!!」

と慌てて平助さんが言う。


「ふーん」

まぁ確かに平助さんよりは背高いけど。

てかそんなこと言ったらここの人たち全員平助さんより背高いんじゃないかな……?


私の身長は百六〇センチくらいだ。

男だと百六五センチくらいだろうか。


烝さんは百七五センチくらいなのでまぁ身長差はちょうど良い気がする。

抱きしめられたらちょうどすっぽり包まれそうだ。


烝さんはこの時代の人に比べたら結構背高い方だよね。


まぁここの人達全員この時代にしちゃあ普通よりおっきいと思うけど。


「まぁ、平助より断然時雨のほうが大人っぽいよね」

と沖田さん


「おい総司それどう言う事だよ!?」


「どう言うことってそのまんまの意味なんだけど?」


「はぁ!?!?」


「前世?の記憶?があるからじゃねぇの?」


見事に二人を無視して土方さんがそう言う。


「前世?いや、違いますね。

僕、前世でも死んだのは十五歳でしたもん」


「あ、そうなのか、なんかごめんな」

と少し申し訳なさそうに言う土方さん。


そう、わたしが死んだのは十五歳の時だ。

たしか学校に普通に登校してたら通り魔に刺されたんじゃなかったかな?


だから今世でも死にそうになった時、十五歳の時に殺される(死ぬ)呪いにでもかかってんのかと思ったわ。いやこれガチで。ま、違ったようで安心したけど。

いや、まだ長生き出来るかわかんないけどね。

それこそ十五歳終わりそうなときうっかり逝っちゃったりして。あはは、……シャレになんねぇ。


————じゃあ精神年齢的には三十とかじゃないの?って?


アハハ、ないない、そんなことあるわけないでしょ。

なんで十五で死んでまた0からやり直すのに精神年齢が上がるのよ。おかしいでしょうが。

しかも年齢に沿って?幼児退行しているからか上がったところで四、五歳が限界ってところでしょう。

だから私の精神年齢が噛み合ってないと思うならそれは環境のせいではないかと思う。

環境がそうせざるを得なかった、みたいな、ね。


ま、自分で言うなって話だけどね。



「じゃ、今世は長生きしろよ!」


「はいっ!」






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