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五
「てか、前世って?」
あ、やべ……
しくった……
言っちまったよ……
言うつもりはなかったんだけどな……
こりゃ言い逃れできねぇわ……
「えーと、ですね……
私、前世の記憶があるんですよ」
「「「前世の記憶!?!?!?」」」
ま、そうなるよね……
「えーと、私は生まれた時から前世の記憶があったんですよ。で、実は今世は一回地球が滅びそうになった後でして。「「「滅びっ!?!?」」」うん。そうなんですよ。壮絶な戦争がおこったらしくて。あ、人間はその時滅んだんですって。
だから、もちろん此処の屯所も残ってません。
歴史がほとんど残ってないんですよ」
「あぁ、だから僕が壬生浪士組の屯所って言った時あんなに驚いていたんですね?」
「そういうことです。」




