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新撰組の狼 ー前世の記憶がある白狼獣人の女の子は死んだと思ったら落ちた先はまさかの幕末の新撰組の屯所でした!?ー  作者: 夜霜冰月
私、新選組の仲間入りするらしいです

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やまざ……烝さんはイケメンだ。

前世の頃から―――顔を見たことはなかったが———ずっと好きだった。


濡羽色の髪で、

前髪はセンター……よりちょっと右にずれてるけど……分けられている。

根本らへんがふわっと立ってる感じだ。


後ろ髪は襟足の部分を残して耳の少し下くらいまで切っていて、襟足の部分は長く、首の後ろらへんで束ねている。


今は鉢金を巻いているので前髪が少し上がっているのだが普段の時はどんな髪型か気になるな……


目はよく見たら少し紫っぽい。


へぇ、珍しいな……


吊り目だけど私を見ている目は優しさを帯びている。

根っから優しく面白い人なのだろう。

そして中性的な顔。


……モテるだろうなぁ。

うーん、複雑。


ちなみに私も結構中性的な顔をしている

美人かと百人に問うと百人から美人と返ってき、

かっこいいかと百人に問うと百人からかっこいいと返ってくる……らしい。

(※太陰調査帳より)

いやどっちや。


まぁ私はそんなのどうでもいいと思ってるんだけどね。


烝さんは黒狼族みたいな顔つきと色を持っている。

結構太陰様に似ているのだ。

特に雰囲気が。

太陰様は黒狼族と龍族のハーフだからね。


「そういやお前、生まれはどこなんだ?

なんか喋り方に癖がねぇんだよなァ」

と土方さん


「んー、まぁ、喋り方に癖がないのは仕事柄って言うのもあるんですけど……

前世は母が福山で父が肥後じゃったけん、たまにあっちの言葉が出たりするんよね。

じゃけど今世は京生まれなんどす。」


「おお、色々混ざってるな」


……流石にいつもはこんなに混ぜないよ?

「ええ。結構混ざるんですよね。じゃけん普通の癖のない喋り方にしたりしてるんですよ。

じゃけどたまに相手を混乱させるためにこう言う混ざった使い方をするんどす。」


さっき初めて烝さんと会った時に私と同じだなと思った理由はこれだ。


「あーなるほど」


「烝はんも、そうどすよね??ほら、大阪言葉と江戸言葉混ぜたり……とか」


「あー、そや、な。うん。なんで知っとるん?」


「?さっきしてたじゃないですか?」


「あー、そやった。

……うん。

まー、蒼月の言う通り、俺は混ぜとる。

そっちの方が混乱させやすいからな」


「ですよね?」


「うん。」


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