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三
この人は確か『そうじ』って言われてっ……たよね!?
総司ってもしかしなくても沖田総司だよね!?
なんっか、大物な人物にお世話してもらった感じっ!?
ま、本物かは今から確かめるしかない………………ですよねえ……
「あの、貴方は土方歳三さんですよね?
そして、貴方は沖田総司さん、ですよね?」
と言うと二人は鋭い目つきで私を睨んできた。
おーこわ。
さすが鬼の副長さんと天才剣士さんだ。
すんごい殺気でてる。
普通の人なら気絶するか、失禁という名の羞恥心にまみれるようなことをしてしまうかの二択なんだけど……
私からしたらなんとでもないんだよね。
逆に幕末の有名人お二人にそんなファンサービスしてもらえてうれしいまであるんですけれども。ええ、ええ。
確かに、こっちの二人は本気で怖いけど、
私にとってはあの太陰様に比べればまだマシだよねって思ってしまう。
だって、あの人の怒った時の殺気は本当に凄まじかったから……
ま、龍だからね。




