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龍が生まれた場所

ディメント・ディメイントは、血矢 坂盛の家に行った。

「え?私は,ディメント・ディメイントだけど……」

ディメントは、そう言うと血矢が差し出してきた鏡を見た。鏡には、血矢(ちや)の顔が映っていた。そして、ディメントがもう一度鏡を見るとディメントの顔が映っていた。

「あなたは、本当にディメントなんですか?」

血矢は、驚きながらそう質問すると注意深くディメントを見た。

「え?ああ、そうだよ。私は、ディメントだよ。」

ディメントは、血矢に鏡を返しながら言った。

「まぁ、面白そうなので、ディメントってことでいいよ」

そして、血矢は、ディメントを家に上げた。部屋に案内をして2人で床に座った。

「で、どうして顔の形が変わったの?」

「さぁ?分からない。白い液体の中に落ちて出て来たらこうなっていた」

「う〜ん……皮膚、頂戴」

そう会話した後ディメントは、皮膚を渡した。そして血矢は、皮膚を顕微鏡で見始めた。

「何これ?皮膚が形や性質を変えてるんだけど、見てみてよディメント」

「本当だ」

「ディメントは、体に違和感無いの?」

「顔の形が変わる位しか違和感無い」

「体の形は、変わらないの?」

「さぁ?分からない。」

「自分から体の形変えられないの?」

「……やってみる」

そう言うとディメントは、手を見て形を変えようとした。そうすると手の形は、ナイフの様な形状に変わった。しかし、ディメントが驚くと手の形は,戻った。

「本当に変わったね……」

「集中していないと維持出来ない」

「……じゃあ、ビエルン島に行こう」

「え?」

「ディメントの能力で変装できると思うんだよね。だからビエルン島にある研究施設に潜入して色々見たいんだよね」

「?」

「龍が生まれた場所、龍現地の研究をしているらしいんだけど一般人は、見れない、だから行きたい。分かった?」

「分かった」

その後、ディメントの能力を調べてビエルン島に行く準備をした。そして、ビエルン島の近くにあるマーゲル島に行ってからビエルン島に行くことになった。

「到着〜」

「これから何するんだっけ?」

「まず、研究施設の警備は、無いも同然だから船で近づいて、ディメントが変装して、潜入する」

「もう、行く?」

「そうだね、行こうか」

そしてディメント達は、小さな船で島の近くに行った。船を降りると叫び声が着替えることに気づいた。

「なんか叫び声が聞こえるんだけど私だけかな?」

「私も聞こえる」

「まぁ取り敢えず研究所を見に行こうよ」

ディメントは、島の中央にある円柱のような形の研究所に近づくと人が1人も見えないことに気づいた。さらに近づくと研究所には、中庭のような物があり頭の無い死体が20体程あるのを目にした。そしてまだ、3人が生きており何かに怯えて逃げようとしていた。その内の2人が走って逃げようとすると頭がネジ切れ死んでしまった。残った1人は、重症で動けない状態になっていた。すると研究所から白衣を着た白と青が混ざった女が出て来て重症の女に死体を踏みながら近づいた。踏まれた死体は、踏まれた箇所に穴が開いていた。

血矢(ちや)どうする?」

「ディメントは、助かられると思う?」

「……2人でなら重症の女を連れて逃げる位なら出来ると思う」

「じゃあ私が女の人を連れて逃げるからディメントは、その間なんとかして」

「やるか」



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