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キミという人間 02





「まてまてまてまて」


昼...という方が正しいであろう11時半

カヤくんと遊ぼうと約束したから待っている私。

いやもう本当に健気だと思う。自分で言うのもなんだけど。

絶対に尽くすタイプだわ私。

そんなことを思いながらため息をつきつつ前にあるゲーム...という名の大人の遊び代表スロットを打つ。


何でそんなものをしているかなんてもう聞かないで。

私だって元々したこと無かったし無縁だったの。

初体験(言い方)も全然分からず詰まらなかったのよ。


それが、それなのに、元彼が!!パチスロ大好きだったの!!!!


デートと言えばパチスロ!!温泉!!

どっちかです!!

よく負けてたから私のお金でホテル行ったりしてたなぁ...なんて台を回しながら遠い目をする。



いやいや、いかんいかん。

未練もないし恨みもないけどあれはあれでダメンズ化していた。

結局お金出してもらったことほぼ無かったわけだしねぇ。

ふふふと半笑いになる私は多分傍から見たら変人で頭がおかしいやつだ。



それにしても...と置いてあるスマホにチラリと視線を動かす。

そこに表示されているのは勘違いかなと思って確認した今日の待ち合わせ時間。




《9時半で〜》


確かにそう来ている。

送り主は私じゃなくてカヤくん。

そう、確かに待ち合わせは9時半だった。


なのにまだ連絡のつかないカヤくんにもう慣れはしたけど腹は立つし叩いていいかなと少し考える。

だって普通2時間音信不通はダメでしょうよ。

もちろん何度か電話はしておりますよ私。

それでも何故かね、出ないんですこの人。

あまり調子も良くなさそうなスロットにも切なくなってついため息がこぼれた。


これはもうSNSで愚痴るしかない...と思ったところでスマホに表示される通知。




《いまおきた》




し・ば・く!!!!!

って思うのは普通の反応です絶対に。

SNSで賛否募ったら絶対賛成多数で可決、優勝だよ。



《おそようございます。

もう待ちくたびれたので先に遊んでます》


《用意したら出る〜》



ごめんがないままそこからさらに1時間半待ってようやくカヤくんは現れましたとさ。

その図太さ私にぜひ分けて下さい(常識の範囲内で)






カヤくん情報追加。


待ち合わせをしても寝坊しまくる。

電話をかけても起きてこない。

遅刻したけどごめんはなかった。


以上3点を新たに書き込むことにしました。

これだけでも見事にこう...言葉に出来ない色々なものがね。

みんなこの心境分かってくれますよねきっと!!!






それでも私はカヤくんの事が好きなのだ。




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