表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

誰かがキミの事をいいと言いだした!?

作者: 七瀬




僕の名前は 『春日部 のぼる』26歳、今まで僕は女性に一目ぼれを

した事がないし、付き合ってほしいと僕から言った女の子もいない、、、!


これまでに付き合ってきた女の子はみんな女性の方から僕と付き合って

ほしいと言ってきて、付き合った女の子ばかりだ、、、!



それに僕は、フラれた事もない、、、!!!

女の子に付き合ってほしいと言われて、相手を最後にフルのは僕の方だから。



よく男友達には、こんな事を言われる、、、!

【この! モテ男!】ってね、、、!




女性に何不自由しない人生を送って来たから、僕は女性の事で悩んだ

事もないし、深く考えた事もないよ!



僕の知り合いの男友達に、モテない男がいてね、、、!


必ず会うと、、、?

そいつが、僕に言うセリフがあるんだ、、、!


『どうやったら、、、? 女の子にモテるんだろう、、、?』

『可愛い彼女が欲しい!』

『俺もカッコ良かったら、、、? 今頃、女の子が俺の周りに群がる

んだろうけど、、、?』

『彼女ほしいな~』



・・・僕は、そいつがモテないやつには見えないのだけど、、、?

見た目も普通だし、普通にしていればそれなりに彼女が出来そうな感じの

やつなんだけど、、、?


コイツ自身が、【理想の女の子】を求めすぎて付き合えないだけじゃ

なかと思ってる、、、!!!


『自分に合った、女の子選べばいいじゃん』と僕がそいつに言うと、、、?


『お前はモテるからそんな事を言うんだよ!』とか?

『俺は、誰から見ても可愛い女の子と付き合いたいんだよ!』とか?

『俺にも、お前の彼女の友達紹介してくれよ!』とか?



いろいろ言ってくるんだ、、、!


そんな、僕の心の中では、、、?

【なんなんだコイツ!】と思っている、、、!




だから、僕は決まってコイツに言うんだよ!


『彼女に聞いておくよ!』



・・・もちろん、僕は彼女に聞いた事なんか1度もないけどね、、、!



でも誰かが【ある女の子がイイと言いだした】事から話が始まったんだ、、、!


僕の男友達の間で、めちゃめちゃ可愛い女の子がいると言う噂話を聞いたからだ!



『○○と言うカフェで働いている女の子の店員さんがめちゃめちゃ可愛い

らしいよ~! 今度会いに行ってみないか、、、?』

『いやいや? 違うよ! その子は○○駅の近くにある携帯ショップで

働いていると聞いたけどな、、、!』

『えぇ!? 俺は、○○にあるショップで働いてるって聞いたぞ!』

『どれが、、、? 本当なんだよ!』

『・・・・・・』





みんな違うところで、その子を見たらしいんだけど、、、?

でもどうやら、、、? 同一人物ではあるらしい、、、!



見た目は20代前半で、スラッとしていて色白で髪が黒髪で長くてキレイで

優しい眼差しで、笑う可愛い女の子らしい...


僕はまだ見ぬ! そんな噂のキミに恋をしてしまった、、、!!!

こんな気持ちは、初めてだよ!




今まで、女性に何不自由がなかったのに、、、!

こんなに、この女の子に恋い焦がれるなんて、、、!




僕は今! 付き合っていた彼女に、こう言った、、、!


『ごめん、好きな女の子が出来たから、僕と別れてくれないか!』

『えぇ!? 本気なの、、、!?』

『・・・あぁ、』

『のぼるって! サイテー!!!』

『ごめん、』






僕はこうして、、、その子にのめり込んで行く、、、。


その子の事を調べていくうちに、、、。

彼女の名前を知る事が出来た、、、!


彼女の名前は 『小松 ひより』21歳、彼女は現役の大学生らしい。

大学でも、【ミス○○で賞】を取るほど美少女で、性格は気さくな女の子で

いつも笑顔で、優しいとも聞くよ。




僕の気持ちは、どんどん膨らんでいく。


『早く、彼女に会いたい! 僕の気持ちを伝えたい! 初めてこんなにも

女の子を好きになったから、、、!!!』




僕はとうとう、彼女と会える日が来たんだ、、、!

その女の子が、何処何処に今いるみたいだよ! と聞いて僕は急いで

その場所に、、、!?


そうしたら、、、?

いたんだ!!!  その子がそこに、、、!?


僕は勇気を振り絞って、恐る恐る彼女に声をかけると、、、?






・・・キレイな化粧をした【女装家】の男の子だった、、、!


『えぇ!?』

『・・・すみません、人違いでした。』

『あぁ、』





・・・僕の恋は、初めて打ちのめされるほど、無残に散って行った。





最後までお読みいただきありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ