Story:3『ただいま』
皆様の意見を見て今後の参考にしたいと思いますので、気になったらぜひ気軽に感想や評価をお願いします!
どこかへ引っ張られるような不思議な感覚に襲われた時雨、ジル、ルナの3人。ファストテレポートとの感覚の違いに時雨以外の2人は少し酔いそうになるが数える間もなくその足は異界の地を踏みしてめいた。
「どこだここ...フィールド名は"鏡面世界の庭園"?」
「うぷ.........わぁ、すっごい綺麗な場所!」
ホワイトアウトした視界...次に色を映した世界は咲き誇る花畑。まさしく目が点になったジルが慌ててマップを開きフィールド名を確認すると、そこには【鏡面世界の庭園】と表示されている。
そのフィールドは2人にとって今まで見たことのない空間で、現時点で多く立てられている掲示板の中でも一切情報が出回っていない場所だった。森の中にぽつんと開けた広場のような所で紫色の花が一面に咲いている。
一瞬【始まりの森】のどこかにある隠れたフィールドかともジルは考えたが、周りを覆う木々の植生が若干違うらしい。名前とかはまったく分からないが何となく葉の形や幹の高さが見た感じ違っていた。
「"植物鑑定"のスキルがあれば詳しい事も分かりそうだが...あんまり取得してる奴いないしなぁ。俺の知る限りでもあの腐れ知識魔しか持ってないし」
ジルは自分の持つ知識などで少しでもこの場所について知ろうと考えていたが諦めた。そもそも【蠱惑の湖畔】というフィールドではないらしいし目的の場所とは違う。てっきり直接転移するんだと思っていたが...中継地点のようなものだろうなと判断する。
その辺について詳しく時雨に聞きたいところだが何やら話しかけていいタイミングじゃないらしい。何かを思い出すかのようにこのフィールドを目を向けている。まるで何かを懐かしむように。
「......なんだか、遠い昔のことみたい」
ここから離れていたのはたった数日だが、時雨はこの場所に来たのが酷く懐かしく感じた。洗脳から始まったとはいえ、擬似的だったとはいえ...家族愛は確かにそこにあり、特にそういった部分に敏感な時雨はその関係を僅かな時間でも本物だったと今も信じていた。
ザァー...と、穏やかに流れる風が一瞬強く紫苑の花びらを揺らし、再び凪ぐ。
『『おかえり』』
振り向いたそこには誰もいなかった。
けど、確かにそう聞こえた気がした。
「───ただいま」
風に運ばれて舞っていた花びらがひらひらと目の前に落ちてくる。手のひらで受け止めてそっと抱きしめるように胸へ運ぶと、もう一度だけ風が優しく吹く。とても暖かい風が。
「...さて。ようこそ、この場所は私のプライベートエリアだよ」
「プライベートエリア!?」
「この辺一帯が私有地的な感じ!?」
ジルとルナに向き直った時雨はこの場所をとても簡単にだが説明をした。ここはプライベートエリアであり、所有権は時雨にあると。広さはここら一帯の庭園全てであり、もちろん花畑だけでなく建築物も含まれる。
「なぁ、シグレ。まさかとは思うが」
「あの家は...?」
「たぶん私の家ってことでいいんだと思う」
「どうやって手に入れたんだよ!?」
「極特殊ダンジョンをクリアしたらかな?」
「極特殊ダンジョンってなんそれ?え?あぁ、別に言わなくていいよ。言われてもわかんないから。うん」
「情報量が多すぎて意味わかんねぇ...」
ぶつぶつ喋りながらもジルとルナは時雨の後ろを歩いてついてきた。家に向かって真っ直ぐに作られた花畑の中心にある小道を通り進んでいく。近づいていくにつれてその大きさも絢爛さもよく分かる。
ギィィ......と細かな飾り彫りが美しい扉を時雨が押し開くと家の中は目が眩むほどの輝きを放つ彫像品や家具、照明の数々が備えられており高級感が物凄い。そんなどこか現代生活と比べると少し非日常的な空間に2人は呆気にとられてしまう。
「うっわ。中もすごい綺麗だな」
「私達みたいなのには一生縁のない空間だよ...」
「少し準備をしたらここを出ようか」
カフェから特に準備もせずに移動したせいで3人とも戦闘用装備ではなくラフな格好のまま。それぞれメニュー画面を開いて操作し、ジルは身軽そうな軽装と弓、ルナはフリフリの服と鞭、時雨は鬼獄と夜叉を装備した。
「あ、そういやなんでここに来たんだ?【蠱惑の湖畔】とやらには行けそうにないんだろ?」
ジルは「ん...?」とそもそもの目的を思い出して首をかしげた。この場所自体も大発見なのだが、元はと言えば【蠱惑の湖畔】という隠しフィールドが目的なわけで行き先が異なる。
しかもついさっきまで時雨自身が行けそうにないということを話していたのだから何故ここに来たのかが余計に謎だ。ぼそぼそとあっちからとか、こっちからとか話していたけれどそれについても2人は説明をされていない。
ジルのそんな質問にそういえば話してなかったと時雨はここに転移してきた理由を話し始めた。
「えっと、ここから少し先に進むと大きめの湖があるんだけど、もしかしたらそこから【蠱惑の湖畔】に行けるかもしれないの」
「ほう...」
「どういう仕組みなのそれ」
「実際に体験してもらった方が早いと思うよ。私はもう出られるけど2人はどう?」
「俺は大丈夫だ」
「あ、待って。───よし、念のためにいくつかデバフ系アイテム作ってみたよ。私もこれでOK」
ルナが素材を消費し〈調薬〉スキルでいくつかのアイテムを作成した。麻痺、毒、睡眠───どれも下級の物で多くは作れないみたいだが無いよりはマシで意外と役に立つらしい。
ルナは戦闘特価というわけでなくサポートというか妨害系の役回りが得意で、鞭術も攻撃してダメージを与えるより相手の動きをコントロールしたり捕縛、デバフ付与をするのが狙いだそうだ。その補完でデバフアイテムやその素材を取り揃えているとのこと。
準備を終わらせた3人は家を出て庭園を過ぎ、森の中を駆け抜ける。時雨が記憶を頼りに先頭を走ることでなんとか迷いもせず、途中でルナがいきなり目の前に現れた枝を避けきれずに頭からぶつかったアクシデント除けばそれ以外に特に問題はなかった。
走ること数分で木々の隙間から大きな湖が3人の目に入る。対岸の方の木が相当小さく見えるのでかなり広い。そして、底が真っ暗で何も見えないことから異常に深いというのも伺え、どこか怪しい雰囲気が漂っていることだけはひしひしと伝わってくる。
「この湖がさっき言ってたやつか」
「うん。私はこの湖を通ってこっち側に移動してきたんだ。もしかしたら逆からも行けるんじゃないかなぁ〜...って」
「なるほど、そういうこと」
「俺カナヅチなんだが...」
「私の時は気がついたら湖畔に座り込んでたから落ちるだけで大丈夫だと思うよ」
「全然安心できないしむしろ落ちるというフレーズでアウトだろ」
「.........溺死が1番辛いらしいね」
「言うなぁぁぁ!!」
湖に着いて肝心の移動方法を聞くとジルの顔が青ざめた。どうやら泳ぐのが苦手で少し足がつかないだけでも怖いらしく「見ただけで分かる深いやつやん!!」と叫び出す。そんなジルにいらないフォローをするルナに絶叫すると逃げ出そうとしたので縛られて連行されてしまった。
「準備はいい?」
「おう...」
「いえすまむ」
時雨の問いかけに不服そうなジルとビシッと敬礼をするルナが答え
「「「せーーのっ」」」
と3人同時にぼちゃんと音を鳴らして湖に体を沈めた。もし時雨の予想通りでなければそれこそと溺死してしまうのだが......冷たい水のまとわりつく感覚が消える。
どうやら本当に上手く成功したらしい。
恐る恐る目を開けば先程まで居たはずの湖畔とは絶対的に違う点が1つ、異様なまでの濃霧だ。すぐ側に居ないとそれぞれの顔もほとんど見えなくなってしまいそうなほど濃く、それでいて肌がじっとりと濡れるかのような湿気を含んでいて生暖かい風がいっそう気味の悪さを際立たせている。
「よかった、取り敢えず無事に来られたね」
「溺れなくて良かった...で、ここが【蠱惑の湖畔】か...!」
「なんていうか......タチ悪そうな雰囲気だねぇ」
「そう?ウチは結構気に入ってんだけど」
「えぇ?シグレちゃん、さすがに趣味悪いよ?」
「え、何の話?」
「......ウチ?」
「「「............」」」
沈黙。
心霊映像では1人が音もなく消える...なんて事もあったりするが、今回は確実に増えている。3人の中でウチという一人称を使う人はいない。心の中でエマージェンシーコールをしながら3人がゆっくりと振り返った。
「こんちわぁ」
なにか居た。それは笑顔で声をかけ近づいてくる。なぜか濃霧の中でも彼女の姿形はハッキリと見えた。というより霧が若干晴れてきている。
なにか怪しい。と、3人はそれぞれ警戒を始めるが目の前のそれはそんなのどうでもいいかと言うように話を続けた。
「ウチは災厄試練序列七位=色欲之権能:エルレカント。神に見初められし権能の寵児達よ......って、堅苦しいのは嫌いなんだよねぇ。よろしく〜」
「ギャルだな」
「ギャルだね」
「紛うことなき金髪貧乳ギャルだよ...貧乳だよ!!」
にこっと笑いながら金髪の女───エルレカントは自己紹介をした。見た目は色白で金髪、足の布面積が少ない服装で......ぶっちゃミニスカの制服女子高生みたいな見た目だ。口調もどこかそれっぽい感じ。少し時代感覚が違う気もする。
「それと、アンタはおかえり〜」
「た、ただいま...?」
「「ちょっと待って色々どういうこと」」
時雨は不意に指をさされておかえりと言われ、意味もわからずそう答えた。さすがに状況を整理したいのかジルとルナが額に手をやり考える仕草をするとそれを見て聞いていたエルレカントが説明をする。
「ん〜?この子前にここ来た、んでウチが一応ここのフィールドボス、そして直接戦闘じゃなく試練を出すタイプ。お〜け〜?」
「「「簡単すぎるっ」」」小さな声だが3人は心の中で思ったことを吐き出した。時雨がジルとルナを手招きして3人で小さくしゃがんで固まる。まずは話し合いだ。
「ここでしか受けられない試練かな?」
「つまり実質隠しイベみたいなもんだろ」
「お〜い」
「しかも色欲之権能って七大罪のことじゃない...?なら、ハイリスクハイリターン案件確定でしょキタコレ」
「今盗み見ようとしたらLv???ってなってて笑えないんだが。正確に表示されないの初めて見たわナニソレ」
「どした〜?」
「直接戦闘じゃないって言ってるし、ゲーム序盤に挑戦できるって事は負け確定ではないと思う。やってみる価値はありそうだよね」
「やってみるか?」
「あり」
「賛成」
なんとなく今ある情報から現状を推察し、行動方針を決める。1.恐らく隠しイベントである。2.クリアした際の報酬が破格の可能際が高い。3.無理ゲーではないはず。この3つが重要なポイントとしてピックアップされた。
この3つを踏まえて"やる価値がある"という事で挑戦することになり、初めての組み合わせなので役回りを細かく決め始める。ジルが回避型タンクとアタッカーを兼任、その打ち漏らしの処理と適宜殲滅を時雨が、後方支援をルナが......となった。
すると3人に何回か声をかけても反応がないのを不思議に思ったのかエルレカントが頭上から声をかけてくる。
「ねぇ、聞いてる〜?」
「少し静かにしてくれ。今仲間と話し合いしてるから」
「......ぶっころ〜?」
「ってルナが言ってました」
「!?」
ジルの不用意な発言にエルレカントの雰囲気が一瞬変わった。明確に見てわかる変化としては瞳の色が薄いピンクから金色に変わっている。背筋に冷たい感覚が走り、心臓を鷲掴みにされたような錯覚に息を呑む。
「ふ、2人とも!変なこと言わないで!」
「今一瞬エルレカントとやらがアクティベートして敵判定出てたぞ。まじやべぇ」
「下手したら殺されてたよ...てか言ったの私じゃないんだよなぁ...」
時雨の拳骨が2人の頭に落ちた。ジルは少し震えながら笑い、ルナは私は悪くないと真犯人を睨む。七大罪を冠するレベル不明の敵。ルナの言う通り場合によっては即殺されてしまっていたかもしれない。3人は「どうする」「取り敢えず逃げる?」「そんな余裕ある?」と話し合う。
そんな風にまた3人で固まって話しているのを見たエルレカントは業を煮やしたのか間に割って入り、このあとの流れを勝手に決めてしまった。
「あぁもう長い!んじゃ、さっそく試練を始めてみよっか〜!」
「「「っ!?」」」
視界がぐにゃりと歪む。時雨の転移スキルと似ているようだが───待ってくれと声を出す前に移動してしまった。
【災厄試練/蠱惑の湖畔:迷宮第1層】
エルレカントに飛ばされて着いた場所はどこかの遺跡のような所。が、そんなことを気にしている余裕はないらしい。四方八方にある通路から音...いや、声が聞こえてくる。
おびただしい数の足音と共に。
「シュコォー...シュコォー...」
「ブニャーー!」
「ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛......!」
「ヒャホホホホホ!」
「キチチチチチチチチ!」
「シャーーーーッ!」
︙
︙
︙
「ゲッゲッゲッゲ!」
『さぁ、存分に踊り狂っちゃいなよ〜!』
アナウンスのように姿のないエルレカントの声が迷宮内に響く。まるでこれから大切なおもちゃで遊ぶ子供のようなテンション。差し詰め時雨達がおもちゃで、この迷宮がおもちゃ箱といったところか。
本人に悪意という感情は無いかもしれない。
が、実際問題として悪魔的な状況に投げ出されている。3人は今の状況を素早く冷静に分析した。
「「「死んだでしょこれ」」」
The モンスターハウス。思いっきり最初から臨戦態勢のモンスター囲まれているピンチ。しかも数があほみたいに多い。多すぎる。ジルが急いでレベル帯を確認すると平均50といったところでそこまで危険な数字ではないが物量が圧倒的に反則だった。
「ごはぁ」
「あふん」
「ぎゃぴ」
僅かな交戦ののちルナはカオススケルトンナイトに腹を剣で貫かれ、ジルはマッドピエロの状態異常攻撃でじわじわと殺され、時雨はツインヘッドヴァイパーに頭からかぶりつかれて死んだ。
「「「『.........』」」」
沈黙。
リスポーン地点に設定されているらしい彼女の目の前に3人は復活。目が会うがエルレカントは何を言ったらいいのか分からないらしく口をパクパクさせて目はあちこちに泳ぎ、首筋に汗が伝っている。さすがにちょっと予想外というか想定外というか...とでも言っているようだ。
そしてやっとの思いで彼女は言葉を捻り出す。
「ア、アンタ達の冒険はこれからだぁ〜?」
彼らの次回挑戦にご期待ください。
■■
【Your Own Story/最初の難関ダンジョン"鬼の王"を初日でソロクリアした拳闘士現るwww】
327:どこぞの廃人弓使い
打ち切り漫画かよ
328:どこぞの廃人鞭使い
打ち切り漫画かよ
329:どこぞの廃人剣使い
いきなりわけわかんなすぎてちょっと笑った
330:どこぞの廃人盾使い
疲れてんのか?
331:どこぞの廃人剣使い
メシ食って風呂入ってハッグッサッパッしとけ
332:どこぞの廃人盾使い
ニックの方が何言ってるかわかんなくて草
333:どこぞの廃人剣使い
で、結局何事だよ
334:どこぞの廃人弓使い
モンスターハウス?にぶっ込まれて死んだ
335:どこぞの廃人鞭使い
あげくに『アンタ達の冒険はこれからだぁ〜?』ってボスに打ち切り漫画の最後みたいなセリフで煽られた
336:どこぞの廃人盾使い
なにそれ楽しそう
337:どこぞの廃人剣使い
モンスターハウスなんてあったっけ
338:どこぞの廃人弓使い
恐らくは隠しフィールドでのイベントと思われ
339:どこぞの廃人鞭使い
なお隠しフィールドを発見したのはシグレちゃん
340:どこぞの廃人剣使い
そんなんできひんやん普通
さすが魔王様やでほんま( 人˘ω˘[崇拝] )
341:どこぞの廃人盾使い
隠しフィールドなんて情報出回ってないしたぶんお前らが初挑戦者だよな?
342:どこぞの廃人鞭使い
たぶん
343:どこぞの廃人弓使い
マジタスケテ
344:どこぞの廃人鞭使い
シグレちゃんに頼み込んでみんなを連れてきてもらうことにしたから来れる人は【始まりの街】噴水前で準備しといて
345:どこぞの廃人魔法使い
おっ、なら俺行けるぞ。ちょうど今噴水前にくぁw背drftgyふじこlp;@:「」
346:どこぞの廃人弓使い
はい、1枚様ご案内
【始まりの街】に転移したらちょうど目の前にいるってさすがっすわクライスさん
347:どこぞの廃人魔法使い
いきなり真後ろから声かけられて肩ポンポンされたと思ったら満面の笑みの魔王様に捕まえられて気がついたらモンスターハウス
348:どこぞの廃人盾使い
ただのホラーゲームじゃなくて理不尽HAZARD系のやつかよ...
349:どこぞの廃人剣使い
ま、楽しそうだし行ってみるか?
すぐ噴水前に行くわ
350:どこぞの廃人斧使い
OMATA
俺もこれから行く
351:どこぞの廃人盾使い
あっ、なら俺も。
今噴水前着いたから迎えよrorororororrrrrr
なにこのVR酔いの激しいスキル......
一瞬のくせに船の上で洗濯機の中に放り込まれたあと峠で86の助手席に乗った気分なんだが
352:どこぞの廃人鞭使い
意味わかんないけど大丈夫
このゲームは吐瀉物をキラキラ加工してくれるから存分に吐いて楽になろう
ほら、ハンカチ使いな...
あ、こっちに返さないで!!虹付きだからって誤魔化されないから!!
353:どこぞの廃人弓使い
口から虹出てるの笑う
あ、こっち来んなレインボーマーライオン!!
354:どこぞの廃人剣使い
楽しそう
チャットの思考入力俺も練習しようかな
355:どこぞの廃人魔法使い
慣れないと考えてる事だだ漏れだから気をつけろよ
356:どこぞの廃人盾使い
このタイプの扱いもいいな
357:どこぞの廃人斧使い
ほら、めっちゃ思考おもらしなやつがいる
さて、今回から災厄試練というものが始まります!時雨達は無事にクリアできるのか...クリアした先には何があるのか...頑張って書かせてもらいます!
あと、【蠱惑の湖畔】に入る条件を説明させてもらうと称号を持ったプレイヤーかどうかです。
エルレカントが言っていた"神に見初められし権能の寵児"が称号を持つプレイヤーを意味しています。今回の場合は時雨が当てはまりますね。
複数人で挑戦する場合でも1人が称号を持っていればOKです。
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