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のんびり旅路

「さて、指針は出来たが旅する為の道具とかお金とかどうしようか?」

「あのあの!それなら私か用意します!」

「え、そこまで世話になっても良いのかい?」

「大丈夫です!むしろもっとも~っと頼って下さい!」

「あ、ああ。また何かあったら頼むよ」

「はい!」


(何だろう。頼らせてくれるのはとてもありがたいんだが、自分より小さい女の子にお金や道具まで用意させて、自分は何もしない………他人から見たら俺、ただの鬼畜じゃねえか!?悪人になるとは言ったけど、何だかこれは違う気がするな)

 そんな事を考えていたら、リムの準備が終わったらしい。


「あのあの!準備完了です。ゼンさん!」

「お、ありがとう。助かるよ」

「いえいえ」

「そう言えば、この家は放置しても大丈夫なのか?」

「えとえと、心配はいらないです!元々人がほとんど来ない場所に合った小屋を勝手に使わせて貰っていただけですので」

「そうだったのか」

(なるほど。道理でこんなにボロボロな訳だ。リムが来るまではこの小屋は長いこと放置されていたのだろう。このまま放置しといても問題は無い………か)


「あ、それと武器になりそうな物は無いか?剣とかナイフとか」

「それならこちらをどうぞ!」

 リムが渡してくれたのは分厚いナイフだ。刃渡りは50cm程だろうか?どちらかと言うと片手剣の方が近いかな?重めだが、その分頑丈だろう。多少無茶して使っても大丈夫そうだ。


「ありがとう。これなら使えそうだ。」

「えとえと、それでは準備出来ましたかね?」

「ああ、それじゃあ『迷宮王国ンジョダン』を目指して出発だ。」


 小屋から出てしばらく歩くと整備された道に出た。

「この道を歩いて行けば危険も少なく目的地まで行けそうだな」

「そうですね!のんびりと旅を楽しみましょう。」


 しばらく歩き続けると日が傾いてきた。

「取り敢えず今日進むのはこの位にしておくか?」

「はい。この辺にしておきましょう。」

 まだ日のある内にテントを張っておく。


「おお~!テント張るの早いですね!」

「まあ、生前にかなりやっていたからな~」

「なるほど~、冒険者をしていると野宿とかも多いんですね!」

「………嫌、そうじゃなくて、ギルドから帰ったときになんか気に入らない事とかあると家に入れて貰えない時とか良く合ったから」

「………なんか、すいません。」

「あ、悪い!別にもう気にして無いし!むしろそんな事が合ったから今はそんなに苦労しなくてすんでるから、全然平気だ」

「そうですか。それなら良かったです」ニッコリ

(ああ~、この子の笑顔は癒されるわぁ)


「………そろそろお腹も空いてきましたし、ご飯にしましょう」

「そうだな。ご飯にしよう」

 そして俺たちはリムが持ってきてくれていた食材で簡単なご飯を作り一緒に食べた。


「ごちそうさまでした」

「ごちそうさまでした」

「ん~、さて、と。良い時間だし寝るとするかな?」

「そうですね。それでは寝ましょう」

「ん?一緒に寝るのか?」

「え!?だ、ダメでしたか?」

「あ~、嫌、一応男と女だし、後は野宿なんだから見張りとかも………」

「えとえと、見張りなら大丈夫です!一定範囲内に生物が入ってきたら分かる魔道具を持ってますから!」

「そうなのか?それは便利だが、かなり高そうな物を良く買えたな」

「えとえと、た、たまたま運良く………ですよ?」

「ふ~ん。そっか」

(まあ、種族差別とかしない流れの商人から買ったのかな?)


「それに、ゼンさん私にいやらしい事するんですか?」

「嫌々!絶対しないよ!」

(別にしてくれても良いのにな)ボソッ

「うん?何か言ったかい?」

「いえ!それなら一緒に寝ても大丈夫ですよね!」

「はぁ、ま、リムが嫌じゃ無いなら構わないよ」


「はい!お休みなさい!」

「ああ、お休み」

 魔物や盗賊が心配だが、リムが大丈夫だと言っていたし、信じているからな。今日はしっかり寝てまた明日頑張ろう………………………zZZ


………え~と、今さらなのですがこのまま行くとタイトル詐欺になりそうなので(既になってる)タイトルを変えようと思います。

「そして彼は善人を辞める」→「それでも彼は善人を辞めない」へ変更させて頂きます。


それと、このタイトルと設定で主人公の性格を変えてヒロインも別キャラとして、もう一つ連載を書こうと思います。そっちではちゃんと主人公が悪人をする予定です。

どちらか片方だけでも見ていただけると嬉しいですが、もしも両方見てくださるならもっともっと嬉しいです。2作同時連載なので投稿ペースが落ちるかも知れませんが、暖かく見守ってやって下さい。よろしくお願いします。

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