自分勝手
いやな気分にさせる
自作の詩を消して
歩く同じ道は
今日も眩しすぎる
消さなければよかったと
後悔をしてみても
無いものはない
そう自分に言い聞かせる
ところで
コンビニでティッシュを買うとき
箱型しか売ってない時とか
かなりムカつくと思う
そんなどうでもいいことを
考えて歩く昼下がりには
日陰が心地よいのだ
歩きながら考える
僕の世界は止まったまま
偽の世界も止まったまま
本当の世界も止まったまま
何もかも止まったままだった
それでよかった。
それがよかったんだと。
だけど
その前に
信号が青になるように
世界は動き出した
けれども
僕は赤のままでいる
黄色がない赤のまま
これがいいのか?
これがよかったのか?
そんなことを
考えながら歩く昼下がりには
太陽が高すぎて
日陰がもうない
そうはいっても。
時が経つのは早いもんで
布団に身をくるみながら考える
何も考えられないから
すぐに寝ようと思う
おやすみ。