用語解説17.日之本帝国☆
科学文明国。言語は日之本語。
国民の大部分が力なき陸の民で、霊視力を持つ者もほとんど居ない。
独自の多神教を信仰し、神職の祈祷などで雑妖や魔物などを退けている。
チヌカルクル・ノチウ大陸の東に位置し、大小の島からなる列島。隣国は全て、海原が天然の障壁として横たわっている。
数百年来、大陸と没交渉を続けていたが、止むを得ぬ事情により、印暦2090年に門戸を開いた。
国を閉ざしている間、大陸の国々では、科学文明が目覚ましい発展を遂げていた。
大陸との行き来が再開されるや、魔術の研究も正式に始まった。
諸外国に追い付き追い越せで、政府は、西隣のチヌカルクル・ノチウ大陸や、東の鯨大洋を遠く隔てたアルトン・ガザ大陸の国々から、科学と魔道の分野それぞれの講師を招聘し、国内各地にその研究と教育を担う大学を設置した。
以下、小説本編に登場/会話などで言及された場所のみ。数字は地図中に便宜上振った位置番号。
★帝都
日之本帝国の首都。
【瀬戸川区】 「野茨の血族」「碩学の無能力者」「汚屋敷の兄妹」などに登場。
巴家、ムルティフローラ王国駐日之本帝国大使館がある。
【千代草区】 「彷徨う香炉」などに登場。
【糸橋区】 「彷徨う香炉」などに登場。
【雲教区】 「彷徨う香炉」「汚屋敷の兄妹」などに登場。
帝国大学(巴宗教の母校)、都立高専(巴経済の母校)などがある。
【水戸区】 「彷徨う香炉」などに登場。
【淡谷区】 「彷徨う香炉」などに登場。
★東北地方
◆05 杜の都 「碩学の無能力者」などに登場。
友田寿一が単身赴任していた。その後、天神府に転勤。
★関東地方
◆13 幸魂県 「彷徨う香炉」などに登場。
◆14 縦浜県 「虚ろな器」などに登場。
志方理の出身地。
★北陸地方
◆22 美逞県
【歌道山町風鳴地区】 「汚屋敷の兄妹」などに登場。
山端家がある。
★関西地方
◆26 商都 「野茨の血族」「碩学の無能力者」「汚屋敷の兄妹」などに登場。
旧称は水都。商都大学(巴政治の母校)、水都市立外国語大学(山端賢治の母校)がある。
◆27 古都 「黒い白百合」などに登場。
旧称は京。旧首都。古都大学(巴経済、三千院澄慈などの母校)がある。
◆28 五府
【神扉市】 「野茨の血族」などに登場。
巴晶絵の出身地。
★師国地方
◆35 卯呑県
【田岐市】 「碩学の無能力者」「虚ろな器」などに登場。
友田幸助らの家がある。
◆36 徳阿波県 「虚ろな器」などに登場。
国立魔道学院(志方理、友田幸助などの母校)がある。
特産品は、イリコ、ワカメ、渦潮芋など。
◆37 土佐県 「汚屋敷の兄妹」などに登場。
南の離島に山端美波の実家がある。
◆38 伊与県 「虚ろな器」などに登場
★九衆・琉王地方
◆39 天神府 「碩学の無能力者」などに登場。
友田寿一が単身赴任していた。その後、田岐市に転勤。
◆46 琉王府 「汚屋敷の兄妹」などに登場。
42の南西に位置する。国立琉王大学(山端藍の母校)がある。
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関連作品
「野茨の血族」「猫のお勉強」「汚屋敷の兄妹」
「碩学の無能力者」「虚ろな器」
「彷徨う香炉」「黒い白百合」