表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/33

コンビニのキツネヤマさん

 その日の店番はひげ店長1人だけだった。

ーピンポンピンポンー

自動ドアが開き、男が2人、続いて女が1人入ってきた。

男達は、店を見渡し、商品を見てまわる。

女は、レジへ近づくと、

「ポテト2つにフランクフルト。」

愛想のない声で言う。

どちらも、保温ケースには無かった。

「少々お時間がかかりますが、よろしいでしょうか?」

女は黙ってうなずいた。

ーピンポンピンポンー

扉が開く。

が、揚げ物に忙しかったひげ店長は、どんな客が入ってきたか確認できなかった。

誰かが入ると共に、男2人が出て行く。

「いらっしゃいませー。」

いるはずの方向へ声だけかける。

ようやく出来たポテト2つ、フランクフルト1つを紙の袋に包み、レジ袋に入れて女に渡した。

女は会計し、店を出て行った。

女が出て行くと、店の中は誰もいなくなった。

「はて?変ねぇ?誰か来たはずだけど??」

ひげ店長は首をかしげた。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ