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4話•最初の幸せ

さっきの女の子覚えてるか?


うん。サッ、ササササ、サッ


超可愛かったよな!!俺たちの冒険チームに入れたいくらい。


うん!!サッ、ササササササッ!!


てかお前またメモに何か書いてるだろ。秘密のスゴデカウルトラパチンコ!まーたあれ、設計してんだろ?


違うよー。サッ、ササササ、サッ。よし!書き終えた。見る?パタ


うわ!さっきの子だ!!


むっふー。上手でしょー。


お前なんかキモイ顔してるぞ!

けどやっぱり、なんかこの子って


可愛いよなー。

街の近くの森にあるツリーハウス。またの名を「秘密基地」を拠点としている二人の少年が同時にそう喋った。


あの子仲間にしたら、新たな冒険が始まる予感がしないか?


うん!うんー?。うん!!確かに!


よしそうと決まればさっきの子を見つけて俺たちの冒険チームに招待しよう。


うん!いいねぇ!!きっとあの子喜ぶよ!!結構前に作ったこの遠距離視覚可能装備を使ってみてよ。きっとすぐ見つかるよ!

彼は望遠鏡のような物を肩にぶら下げているポーチから手渡した。


よし、ここから見えるかなー。

秘密基地の窓枠から体を半分出しながら望遠鏡で草原にいた彼女を探す。


あ!いた!ほらあそこ!!

ある一人の少年が手作りの望遠鏡で彼女を見つける。


僕はいいよ。


じゃあ早速しゅっぱーつ!。


ドタバタバタドタバタ


ちょっと待ってー!早いよ!!


ん?どうした?なんかあったか?


いやー、何もないけど、、、。あっそういえばあの子になんて最初声かける?


おー、確かにそれ決めないとな。、、、そこに座ってお前があの子役な。しーん

あ、ちょいっとそこのかわい子ちゃん、俺たちと冒険しねーか?


うえ。うえ、うえー!!


お前ゲロ吐くまでじゃないだろ。


じゃあ次は僕。

僕の研究、君がいないとダメかも、、しんないかも。、、、かもかも。


パチューン、    いった!!!

パチンコでヘッドショットを決めた。


二人は息を落ち着かせてまた歩き始めた。

やっぱり名前からだよ。、、たしかに、、、、次が俺が誘って、、、二人で決めポーズ?、、えー?、、、うん!それだ。


だな。


じゃあ、それでいくか、

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

あやかは草原でただ空を眺めていた。

さっきの人。すごかったなー。


んふ。あはは。あははははは。

草原の上に寝たまま笑顔になり、笑っていた。


こんなに空って青かったんだ。あんなに曇ってふわふわしてたんだ。んふふふ。

褐色の少女の事はもう彼女の眼中にはない。ただ目の前に広がる世界を、初めて目の当たりにする世界を存分に楽しんでいた。


山!土!木!街!草!ん、草原かぁ!!いひひひひ。

彼女は自分の知識と見た物を照らし合わせていた。


お母さんどこ行っちゃったんだろ。あれ?私お母さんと車に乗ってて。そこからどうなったんだっけ。


まぁいっかー。目も見えるようになったし!




ふと、彼女は親の心配をしていた。だがそれよりも今までの彼女はただ一言しか喋らない暗い顔をした少女だった。が、今はまるで人が変わったかのように沢山の言葉を話し。笑顔で本当に幸せそうな顔をしていた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

やがて二人の少年が近づいてきた。


ねぇ、君の名前何っていうの?

涼しい風と共にその声があやかの耳に入り込んだ。


、、、。


え?俺たち失敗?


えー。まだ僕何もしてないよ!!

二人が小声で話す。


むく。


あやか。

あやかは立ち上がって二人をマジマジと見つめながら答えた。


俺は、リク!

僕は、ソラタ!よし、二人ー合わせてー↑。


大冒険隊クリサラダ!!

かっこよくないポーズで二人はキメ顔をしている。


ねぇ、二人って学校の人?ここどこかわかる?


えっ。

二人の決めポーズは失敗に終わった。


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