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11、からっ風
私は外に出た
ぴゅうと冷たいからっ風が吹く
震え上がる
あー、寒い!
がたがたしながら、ポストを見に行った
パジャマの上にジャンパーを羽織ってはいたけど
裸足だから、霜焼けになりそうだ
速歩きでポストを目指す
何とか、たどり着いた
中を開いてみたら
朝刊が入っていた
さっさと手に取り、室内に入る
冷えた手に息を吹きかけた
すっかり、冷え冷えだ
健康サンダルを脱ぎ、暖かい台所に直行する
外、寒かったでしょ?
母がそう言いながら、温かいお味噌汁をテーブルの上に置いてくれた
着ていたジャンパーを脱いで、一旦は自室に行く
普段着に替え、台所に再度向かう
ホカホカと湯気が立つご飯やお味噌汁、焼き魚、納豆と笑顔の母、新聞を読む父がいて
私は椅子に座る
いただきます!
両手を合わせて朝食にありついた
うん、やっぱり、美味しい
一品ずつ、噛み締めるのだった




