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歌詞集  作者: 入江 涼子
10/11

10、北風

 俺は北風の冬太(とうた)


 極寒の北の地域から、やって来た


 今はホンシュウにいる


 北の地域に比べると


 雪が少ないし風の冷たさも大した事がないぞ


 北風と称する俺がいるからには


 あちらの寒さをこちらの人達に知らしめてやろうか


 そう、ほくそ笑みながら、俺は空を飛んだ


 けど、すぐにお日様やホンシュウの冬の女神様に見つかった


 お日様がギロリと俺を睨みつける


 この本州にお主の出番はない!


 そうじゃ、早く北の地に帰るがよいわ!


 冬の女神様も怖い顔で言ってきた


 俺は情けないけど、すごすごと引き下がる


 確かに、お日様や冬の女神様が怒るのも分かったからだ


 仕方なく、北の地へと帰った


 後で、父ちゃんや母ちゃんにはこっぴどく叱られたよ


 お前は勝手に本州へ行ったのか!


 あれ程に、ダメだと言ったのに


 父ちゃんがどやすと母ちゃんも呆れ顔で言う


 俺はひたすらに謝った


 こうして、ホンシュウに行こうとは思わなくなったけど


 代わりに、雪の精霊ちゃんと仲良くなれた


 今はカノジョだ


 今日も精霊ちゃんとデートを楽しむのだった

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