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郷国の護り人  作者: 水花光里
6/23

颪の火遊び

静音と海斗のラブラブな様子をのぞき見してください。

          颪の火遊び



 海斗は少し考えて悪だくみを思いついたような顔をしていった。

「少し強行手段にでるか…颪、軽く遊んで、混乱させてやれ。海上自衛隊に加勢してやろう」

「船にかなりの被害がでますが、よろしいのですか」

 そういった颪は、心なしか嬉しそうだった。

 手には何やら爆弾らしきものをもって、使う気満々のように見える。

 …大丈夫だろうか? 静音は、少し不安になるが、あまりこだわってる余裕はなかった。


「ああ、かまわない。自然現象に誰も文句をいうものはいないだろう?」

「解りました!」

 颪はいそいそと甲板まで出てきて、すうーと高く浮き上がると、上空から勢いをつけて一気に船の端から端まで吹き抜けていく。


 颪は四大精霊のうち風の精霊だ。

 風を自在に操ることが出来るが、自らが風となって吹き降ろした時にはとてつもない防風が巻き起こる。

 いつもはそんなことはしないが、今度だけは、主人の許しが出たので、ここぞとばかりに大はしゃぎで思いきり吹き荒れる。

 めったに力を大解放できなかった颪は、これでもかと力を開放して飛び回った。


 強い風を巻き起こし、そこにあった、ロープやらバケツやらを蹴散らし船を揺らすほどの突風が巻き起こる。

 やがてその風は、渦を巻き始める。

 巻き込まれた木箱や、ロープが、渦を巻いて巻き上がった。

 竜巻となり、操舵室を襲い、ガラスをバリバリと大きな音を立てて砕き、操舵室の中をめちゃくちゃにして通り抜けていった。


 そのついでに、時雨が出かける前に渡していた爆薬を放り込んでいったから、操舵室は壊滅状態に飛び散り、炎が巻き起こった。

 その有様の凄さに、乗組員達が、集まってきた。

 操舵室にいた、船長は、命からがら逃げ出し甲板の隅で腰を抜かしている。


 颪は楽しくてしょうがないといった様子でまたもや高く浮き上がると、一気に吹き抜けていく。

 燃え上がった炎まで巻き添えにして、炎の暴風となった。

 集まってきていた従業員は、神の怒りだと叫び恐怖に震えあがった。

 船はすでに操縦が利かずに止まっていた。

 

 その混乱の隙に、海斗は静音を連れて船から脱出した。

 海斗は、ボートを漕いでホテルマリオンの船着き場につけた。


 颪は、巻き起こった炎を、あちこちに飛ばして遊んでいるから、船の上は大混乱だ。

 お陰で、静音と海斗がこっそりボートで陸に上がったことには、気づかれなくて済んだようだ。


「静音もう大丈夫だよ。よく頑張ったね」

 海斗は、優しく静音の手を取って船から降ろしてくれた。

「うん。助けてくれてありがとう海斗」

 そう言って静音は笑って見せたが、さすがにやつれた顔をしていた。

 無理もない。気が触れてもおかしくないような状況に巻き込まれたのだから。

 海斗はどうしたら癒してあげられるだろうかと、心を痛めながら考える。


「少し休んで、落ち着いてから帰った方がいい。愛美さんが心配するといけないから」

 夜もだいぶ遅い時間になってはいたが、静音も、気が高ぶっていて、こんな状態ではママに心配をかけてしまうと思っていた。

「うん。ありがとう。そうする」

 海斗は、ひとまず静音を休ませるため、ホテルの静音の部屋に連れて行った。


「静音大丈夫? 少し横になる?」

「ありがとう海斗。でも大丈夫」

 静音は、応接間のソファーに腰を掛けた。

 最初にふかふかすぎて居心地が悪いと思ったのと同じくらいふかふかだが、今の静音にはその柔らかさが疲れた体に心地いい。


 海斗が、冷蔵庫から水の入ったペットボトルを渡してくれた。

 静音はそれを一口飲んでホッと息をつく。

「中沢に呼び出されたんだって?」

「うん…。はっきりさせて、直ぐに戻ってこようと思ったの…」

「はっきりって?」

「あんまりしつこくてむかついたから、…だから、…海斗の側にいるって決めたから、もう、関わらないでって…言うつもりで」

「…」


 海斗は、少しはにかんだように微笑んで、まぶしそうに静音を見つめた。

「でも、今回の事は、偶然だよね? 中沢君が関係しているなんて思えない」

「まあ、確かに、偶然が重なったと言い切れないことも無いけど、真一が、公園に行った時には、中沢らしい男は見あたらなかったようだ。


 車が、急停車した跡があったと言っていたから、君は、公園の前で車に乗せられたんだろ? 

 公園の入り口で君を待っていた彼が、君が連れ去られた事に気が付かないだろうか? 

 中沢は、最初からそこにいなかったと思える。あまりにもタイミングがよすぎる呼び出し。

「手紙の字は、確かに中沢の字だった?」

「うん。中沢君の字だった。ただ、呼び出された時間を過ぎていたから諦めて帰った可能性もあるよね」


「まあ、警戒しておくに越した事はないと思うよ。むやみに会いに行ったりしないようにして」

「もう、会わないよ。会う必要ないもの」

「ごめん。本当は、こんなこと言いたくないんだ。中沢が、君を殺す計画に加担したなんて疑うのは辛いよね」

 海斗は、眉をひそめて、申し訳なさそうに言う。海斗の方が傷ついているみたいだ。


 本来なら、海斗に黙って、中沢に会いに行ったりして、怒っても良いのに。

 どうして、この人は、こんなに優しいんだろう。改めて、海斗の心の広さを知る。

「いいの。中沢君は、かつての同級生で、他の人より少しだけ多く、楽しかった時間を一緒に過ごしただけ。今の私には、彼のことを考える隙間が無いの」

 静音の、楽しかった時間と言う言葉に、海斗は安堵する。

 高校時代の思い出を、楽しかったと思えるようになったのなら良かったと思う。


「それより、海斗は、又ホテルから出ちゃったけど、大丈夫?」

 静音は心配そうに海斗の顔を覗き込む。

 キスをしてくれると言うのだろうか? でも、今までのようなキスは嫌だ。もっと、静音の心がほしい。

 でも、言えなくて曖昧な返事をする。

「う、うん…」

「船の中で、先代を犯したウィルスが、蔓延していたって? 大丈夫?」

「そんな事、分かっちゃったんだ…」




   理性と本能のはざまで…


 静音は、僕を好きだと言ってくれたけど、求めても良いんだろうか。

 こんな事があった後で、感情が高ぶっている自分を自覚しながらも、静音の頬に手を伸ばす。

 今はまだ、風薬代わりでいいと、海斗は暴走しそうな自分を制す。そして、何時ものように唇を合わせる。


 唇を重ねて気が付く。静音が、何時もと違う気がする。

 あれ? 静音が、僕を求めてる? 今までもやの掛かったような静音の感情が、今ははっきりと海斗を好きだと意識している。そして…。


 静音は、海斗の手が頬に触れているのが心地良いと感じていた。

 あの男に触れられた感覚を忘れるくらい、触れてほしい。

 全部、海斗の手で、指で消してほしい…。

 高ぶる気持ちが湧き上がってくるのを、押さえられない。


 海斗の手が頬から首筋をなぞる。もっと触れたい。熱い思いが頭を突き抜けていく。

 ブラウスの胸のボタンを一つ外す。

 いくらかゆるくなった胸元を優しくなでる。静音は、拒む様子も無く、柔らかい身体を摺り寄せてしがみ付く。

 恥じらいながら俯く高揚した桃色の頬は熟れた果実そのもの。

 甘えるように、頭を海斗の胸に押し付ける。

 体の心が熱くなっていくのが判る。


 止められないかもしれない。そう思いながらも、首筋に唇で触れる。

 頬と頬が触れる感触は柔らかくてなめらかな肌触りが心地いい。さらに離れ難い欲望を煽る。

 もう、理性はぶちきれる寸前だ。

 髪の匂い。静音の香りがする。無意識の内に二つ目のボタンを外していた。  

 美しい白い肌は触れるとたまらなく柔らかい。

 静音の息が荒くなっているのが分る。

 静音も、望んでいる。そう、確信できる。


海斗のサラサラな黒髪が頬に触れる。

 熱い吐息を首筋に感じながら、海斗がいい。他の誰でも無く、海斗がいい。募る思いが溢れてくる。

 さらに三つ目のボタンを外していた。

 緩やかになった胸元を押し広げるように肩先を開放していく手を、追いかけるように唇がさまよう。

 肩紐を外された胸が、やけに心もとない。このままさらされてしまいそうで、緊張が走る。


 それでも、海斗に触れてほしい気持ちが拒む力を失くしている。

 どうしよう。

 どうしたら良いのか解らない。

 このまま一歩踏み出してしまえば、もう止まらない。海斗も、戸惑っている気持ちが伝わってくる。

 浮いてさらされてしまいそうな隙間の出来た胸が、すうすうする。


 静音がほしい。ほんの少し踏み出せば手に入る静音の柔らかい身体。

 気持ちを押さえるのは限界に近くなっている。

 こらえきれずに、下着すれすれのラインに唇を這わせた。

 柔らかい胸のふくらみ。その感触が頭をしびれさせる。戸惑いながら、何度も指先でなぞる。

 鼓動はますます早くなる。


 大切だからダメだ。と思う気持ちとほしい気持ちが交互する。

 心臓が大きく脈打って、頭がボーとする。

 そして、少しづつ募るもどかしい気持ち。

 その時、突然、ポケットの携帯がなった。

 二人、ハッと、我に返ったように見つめあう。


 気まずさと、恥ずかしさで、言葉が出ない。

 二人背中合わせにすわり、静音は携帯を手に取る。

 愛美からだった。

「ママ、ごめんね。急に出てきちゃって」

「静音? 大丈夫なの? 今何処にいるの」

「大丈夫だよ。今、諏皇さんと、マリオンにいる。もう少ししたら帰るよ」

「そう、なんだか大変だったみたいね。お夜食を用意したから、よかったら、皆さんで家へ寄ってもらって」

「うん。解った。ありがとうママ」


 大変だったって、何をどう聞いているのだろう? 真一さんがうまくいっておいてくれたようだけど…。


 静音は、愛美の声を聞いたことで、緊張がほぐれる気がした。

 ああ、良かった! 全部終わったんだ…。漠然とそう思った。

 とにかく何事もなく無事に戻れてよかった。

 一度はママを独りぼっちにしてしまうかもしれない状況だったことを思うと、生きていられて本当に良かったとしみじみ嚙み締めた。


 本当に危険で、郷国の護り人としての力を使ってまで、助けてくれた海斗に心から感謝した。

 

 海上自衛隊の隊員が、船に乗り込んできてやっと、騒動は終結した。

 事態は、突然起こった竜巻によって、引き起こされた整備不行き届きの為の、老朽化による引火として処理さた。

 手足を切り落とされた乗組員は、病院に運ばれ、処置が早かった為、手や、足を失うことは無かったようだ。

 元通りとはいかないだろうが、罰が当たったと思ってあきらめるしかないだろう。

 爆破による怪我として病院長から報告されている。


 何処をどう考えても、そんなはずはないのだが、おそらく真一が裏から手をまわしたのだろう。

 市長の一之瀬会長や、海上自衛隊の責任者に、そろって、そうだと言われては誰も文句が言えなかった。

 他にも警察の上層部には、諏皇の息の掛かった者が沢山いた。

 だが、それでも相当苦労してごまかしたようだと、後から聞いた。


 颪は、思い切り遊んで、ご機嫌で戻ってきた。

 ハリ、時雨も、仕事を終えたようだ。時刻は、明け方に近かったが、一之瀬親子も静音たちの寮に集まっていた。


「海斗様が、あの男を殺してしまわなくてよかった。俺じゃ止められなかった。ほんと、静音のおかげ」

「そうよねえ、颪じゃ、ほむらを余計に元気にしちゃうものね」

「そう、だけど、あの状態の海斗様にしがみ付くなんて、静音はすごい!」

「しがみ付いたの? 信じられない。無茶するわね。焔は、私達同様海斗様の気持ちを知っているから、静音に危害は与えないと思うけど、静音はそれ知らなかったんでしょう? 静音じゃなかったら、即丸焦げよ」


「…そうだね…。私、夢中で…」

 今更ながら、無謀な事をしたと怖くなる。

 しかし、かなりネタバレの怪しい話をしている。

 静音は、ひやひやして愛美を見るが、愛美は、聞いているのか、聞いていないのか、動じる様子も無く淡々と、皆にお茶を配っている。


 良く考えてみれば、港で起こった事件に、どうしてホテルの人間が関わっているのかと、疑問に思うはずだ。母は、其処にも触れない。

 おそらく母の中では、中沢君がちょっかいを掛けて、私を呼び出したのが、大きな事件に巻き込まれた。くらいに思っているのだろうか?


 一体、器が大きいのか、まったく感心が無いのか、静音は悩む。しかし、母の態度は、静音にとっては助かる。

 母には、ある程度の事はわかっていてほしいが、旨く説明できる自信が無い。

 だから、まったく蚊帳の外でもなく、何も言わずにこの空気に溶け込んでいてくれる母に感謝している。


 一之瀬親子は、諏皇家との付き合いが古くからあるから、海斗や、精霊たちのことを知っているのだろう。

 別に驚く様子も無く受け入れていた。

 母の作ってくれたおにぎりを皆でほおばり、静音の無事を、喜んでくれた。


「諏皇さんは、ここんところよくホテルから出ているけど、それって、しーちゃんのおかげ?」

 真一が、思いもよらない不意打ちを仕掛けてきた。

 静音はあせる。

 いずれは母にも話さなければならないにしても、まだ、どう話していいのかわからない。

「そんなの当たり前だろ。一之瀬の女の子なんだから、今更何を言っているんだお前は」


 幸一が、サラリと流す。

 静音は、冷や汗ものだったが、母は何も言わない。

 あれ? もしかして知っているのだろうか? 

 静音がおろおろしていると、突然海斗が、愛美の前に立った。


「一之瀬さん、静音さんを、僕の花嫁にください。結婚を前提にお付き合いしたいと思います」

 静音は、あまりの展開の速さに頭が付いていかずに固まる。

 しかし、愛美は、あわてず、嬉しそうに、ニッコリ微笑んだ。


「諏皇さんが、静音のことを、とても大切に思ってくださっていることは、見ていたらわかります。今日も、危険を冒して静音を助けていただいたみたいだし、静音も、諏皇さんが好きだと思います。私が反対する理由はありません。静音のこと、よろしくお願いします」

「はい。僕の全てをかけて、静音に愛情を注いでいきます」

「やったわ! 海斗様、おめでとうございます」

 皆が喜び合っている中で、静音だけが、何が起こっているのかわからなくて、呆然とみんなの様子を傍観していた。



 同時刻、中沢正樹は、病院のベッドにいた。そこに現れたのは中沢の父親だった。

 彼は、父親の顔を見るなり問い詰めた。

「父さん、まさか、俺にバイクを仕掛けたのは父さんの仕業なのか?」

 父親は、隠す様子も、慌てる様子もなく、さも、当たり前というように平然と言った。

「ああ、残念ながら、今回の計画は失敗に終わった。お前にはまだ、一ノ瀬の娘に怪しまれずに動いてもらわなければならんからな」

「だからって、やりすぎだろ! 俺を殺すつもりかよ」

「まさか、大事な息子を殺すわけないだろう。たいした怪我にならないように、車じゃなくバイクにしたんだ。だから、それくらいの怪我で済んでいる」


「それくらいって…、う、腕折ったんだぞ!」

 ギブスの巻かれた腕を指し示しながら憤慨する。

「まあ、あの娘の前ではせいぜい大げさにして見せてやれ」

「大げさじゅあなくても十分痛いよ! ここまでする必要あんのかよ! なんで俺が組織の失敗のしりぬぐいをしなきゃなんねえんだよ」

「そりゃ、お前が一番あの娘に近づき易いからな。ついでにあの娘をものにできりゃ、こんな怪我までしなくても済んだんだがな」


 父親は、自分の息子が不甲斐ないとでも言いたそうに、彼の息子のギブスをまいた腕を一瞥する。

 中沢は、気まずそうにもごもごと言い訳をする。

「俺じゃ、もう無理だよ! あいつは俺にもう未練もないよ。だって、ボロボロにして捨てろっていうから、ひどいこと言って捨てたんだぜ」

「全く、しぶとい奴らだ、一ノ瀬の会社をつぶして、うまいこと父親が死んでくれて、そのまま悲観して一家心中を狙ったが、まさか諏皇と結びつくとは、計算外だった」


「…。最初から静音を殺す計画だったのかよ…」

 父親の言葉に、ショックを受けたように、ぽつりとつぶやいた。

「当たり前だ、お前の彼女が、一之瀬の娘と分かったときは、よくやったと思ったのだが、思いのほかしぶとい娘だ」

「お、俺は、そんなつもりで静音と付き合ってたわけじゃ…」


「そんなことはどうでもいい。とにかく娘に疑われないように近づけ。そしてうまく誘い出すんだ」

「どうして、そこまで静音にこだわるんだよ。直接諏皇をやりゃいい話だろ」


 今日の船の出来事は詳しくは聞かされていない。

 中沢と船会社は、別々に動いていて、組織の中ではあまり交流がなかったが、今回は、たまたま協力して動いたのは息子の剛樹が、一之瀬の娘の元彼だったからだ。


 実際何が起こったのかはわからないが、人間業じゃないと思えた。

 もしかして、諏皇海斗という人物は、我々の崇拝するお方と同等の力を持っているのかもしれない。

 そんな考えが浮かんでしまって、慌てて打ち消す。

 そんなことがあるはずない。あんな凄い方が、他に存在するなど、あってはならないのだ。

 あの方こそが、世界の王なのだ。唯一無二の存在だ。

 だが、注意をするには越したことがない。

「諏皇に直接手を出しても、我々には勝ち目がない。あの娘を狙うしかない」

 中沢は、何か言いたそうだったが、父親は、有無を言わせず押さえつける様に念を押した。

「あの娘をやるんだ。分かったな」

「…」


颪、楽しそうだったね。しかし、中沢親子恐ろしいですね。でも、多分海斗にぼろぼろにやられると思います。   コメントいただけると嬉しいです。

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