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プロローグ『団長の日記』1ページ目

―ポカリポカ

―旅するキャラバンがやってくる

―リンリンリン

―鈴を鳴らしてやってくる

―彼らがめざすは桃源郷

―自分のための桃源郷

―ポカリポカリと馬の音

―鈴はいつしか無くなって

―いつかはきっとやってくる

―世界を旅するキャラバンの

―世界とともに滅ぶ日が



いえ唯の唄ですよ?

わたしは詩人ではありませんし、ほら吹きでもありません。

実際に実在する商隊なんです。

世界が滅びたらわたしたちも死んじゃうでしょ?

ほら。これじゃ、うそか本当か分からない。

だから死ぬのが終焉と共にってのは分かりませんがね。

ずるいですか?仕方無いじゃありませんか。

僕だって知りたいのに知れないまま死んでしまうんですから。

僕はこの世界に縛られたものなのだから・・・。


さて、この世界も滅びてしまいます。

そろそろ行ってください。

このままでは彼の二の舞になってしまう。

それだけは避けますよ。

この鈴を使ってください。渡来都市にいけますから。

では、お元気で。



―チリンチリン

鈴の音と共に馬車がやってくる。

その馬車には大量の鈴がついていた。


「そろそろ次に行きましょうよ〜。」

少女が退屈したようにいった。

「・・・・そうだね。」

少年が答えた。

その声は意志が籠もってないかのように無機質だった。

「―彼の世界を超え久遠の大地におりたたん。」

少年がそう唱えると、前方に黒い歪みができた。

馬車が一台通れるくらいの大きなものだった。

その歪みをくぐり、少年たちを乗せた馬車はこの世界から消えた。

ただ歪みのあった場所に落ちていた独つ(ひとつ)の鈴のみが、馬車の存在を知ら

せるものとなって――



お久しぶりです麗韻です。

知らない?すいません;;

初ファンタジーモノです。

拙い文章ですが、お付き合いいただけたらと思います。

感想とかあったら、やる気がググッと上昇します。

もし良かったらそちらもよろしくいお願いしマウス。





( ^〜^)y

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