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Lesson  作者: 久遠寺月牙
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好きって、なんですか?

 あの1件以来、彼·石川くんは、私に話しかけてくれるようになって、私は非常に困っている。


「ねぇ、いいじゃん!飯行くぐらい···」


「嫌です···」


「じゃ、じゃぁ、映画!」


「······。」首を横に振る私···


(何度も何度も、断っているのに···)


「石川ー!」と廊下から新川くん達が、ニヤニヤしながら呼んでいるのに、


「じゃ、部活終わるまで待っててよ!校門まで一緒に歩いて?お願い!」


「校門までなら···」どうして彼が、そこまで必死に私を誘うのか?わからなかったが、サッカー部の部室から校門まで200m。


 後輩達や他のクラスの女の子の視線を感じながらも、サッカー部の練習が終わるまで待ち、無言のまま校門まで歩いた。


 それだけだったのに、次の日、またその次の日になると段々と距離が増えていき、いつの間にか、


「じゃぁな!」と自宅まで送られるハメになっていた。


「はぁっ···。なんか胃が痛くなりそう···」


 チェストの上で私に笑顔を見せてくるケイくんの写真を見ながら、思わず愚痴る。


 彼の送りたい病?は、それだけに留まらず、


「ここ俺んち!」と何故か彼の家まで送られ、再び私を家まで送ってくれた。


(何を考えているのだろうか?わからない)


 私が歩く速さに合わせて、彼も歩く。


「···いや、俺をマジ嬉しいわぁ!」


???


「何が···ですか?」何か話していた気もするが···


「お前が、デートにOKしてくれて···」


「え?」立ち止まり彼を見上げる私···


 夕陽を背に受けている彼がどんな顔をしていたのか?わからないが、一瞬その姿がパパに見えた。


(記憶にないけど···)

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