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Lesson  作者: 久遠寺月牙
1/11

紙飛行機、飛んだ

『···だろー?だから、ここは、こうやるんだ』


『しゅごいねぇ!これでお空に飛べるの?』


 おばあちゃまに、真っ白な紙を貰ってケイくんに紙飛行機を折って貰った。


『じゃ、飛ばすぞ』


『うんっ!パパに届くかなぁ?』


 公園のおっきな滑り台の上から、初めて飛ばした紙飛行機は···


『あぁぁっ!!落ちちゃった···』見事に落下したものの、何度も何度もケイくんと飛ばしあいっこして···


 シュ─────ッと空に高く舞い上がった。


『よっしゃっ!飛んだぞ!』


『うんっ!パーパー!見えたー?』滑り台の上から、大きな声で天国にいるパパへと話掛けた。


『おーいっ!天国のー朋美パパー!俺なー···』隣で自分の折った紙飛行機を握りしめたケイくんが、続いて話掛けた。


『えーっと···なんだっけ?』ケイくんが、困った顔で私に聞いてきたが、何をパパに話そうとしたのかはわからない。


『あ───っ!また落ちちゃうっ!!』慌てて紙飛行機を拾いに行く私の後ろから、


『─が、好きだからぁ!』というケイくんの大きな声が聞こえて、私は紙飛行機を手に振り向いた。


 タンッ···タンッ···タンッ···と足早に滑り台を降りたケイくんは、私の所へ走ってきた。


『大人になったら、迎えにくるからな!!』


『んぅ?うん···』


(ケイくんもうちのパパのこと好きだったのかな?)


 その言葉が、何を意味するのか?まだ、4歳だった(ケイくんも)私には、わからなかった···

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