蠍座をさがして
こんにちは、葵枝燕です。
久々の単発の詩です。
随分前に書き上げたのですが、やっと投稿する気になりました。
初めて予約掲載機能を使ってみました。ちゃんとできるのかな……。
それでは、どうぞご覧ください!
どこにいるの?
夏の星座の代表格
どこにいるの?
夜空の中に
どこにいるの?
この天球のどこかにいるの?
近視だから見えないの?
周りが明るいから見えないの?
それとも
あなたの並びがわからないから?
あなたは私の星座なのに
私はあなたの並びを知らない
大地の女神に使わされ
巨人の狩人を刺したあなた
空に上げられた あなたの姿
私にはどれだか見つけられない
どこにいるの?
この夜空のどこかに
あなたは目を光らせているの?
空を見上げ 少し背伸びして
どこかにいるはずのあなたをさがす
ひと夏の 空のどこか
これかな? あれかな?
目を凝らす
頭に思い浮かべる あなたの形
絶対に この空に見つけたいの
あなたは 私の星座だから
『蠍座をさがして』、読んでいただきありがとうございました。
毎年、何とか蠍座を見つけようとするのですが……なかなか見つかりません。十月後半生まれの私にとって、蠍座は私の星座って感じなのです。冬になるとオリオン座は見つけられるのですが、蠍座からすると敵みたいなものなので、見つけてもあまり嬉しくないのが私の気持ちです。そしてこの、「見つけたいのに!!」って気持ちを詩にしてみました。
初めて予約掲載使ってみました。本当は、二十時正中時季に合わせたかったのですが、七月二十五日でして……過ぎてましたので、せめて二十時に投稿しようかなって思いまして。
最近曇りの日が多いので、星を見ることも難しいです。けれど、何とか今年は蠍座を見たいなと思います。
それではあらためて。読んでいただきありがとうございます。