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透明な気持ちを纏いたい

作者: いとうさん

透明なものをください

私らしく 私色になった私から

抜け出したいから


このままだと

私が私の中に閉じ込められて

とても息苦しいから


色づいた私は

誰の目にもあからさまで

ときに誰かの色とぶつかって

なんだか居心地が悪いから



透明なものをください

あまりにも私らしい私色を

薄められるものを


そのまま

私が私の中に閉じこもって

自由になれるものを


ささくれだった私の心を

しっとりと潤して

誰の目もすり抜けて

誰の色を邪魔することもなく

誰をも包むことができるものを


そして

透明な気持ちを纏いたい


そしてそんなときに

きみに会いたい




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