気がつけば
道を歩き
いつまでも道を歩き
気がつけば
この
晴れ渡る国にやって来た
あのひとを
探し
いまでも
あのひとを
探し
バラの花みたいな
唇を
想いえがいて
いまでも
ロマンチックが
春の顔をして
やさしい風に乗って
やって来る
逢いたいと
逢いたいと
逢いたいと
想うあまり
気がつけば
その想いが募り
募り
募りに募ったその逢いたい想いは
私をどこへ
連れてゆこうとしているのか
真っ白な自嘲を
私は
笑った
──────────────────────
お読みくださり誠に有難うございます。
またお会いできる日を楽しみにしています。
でわ。