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企み

「二人ともここまで、もし戦いなら私が相手なるわよ。王子さんにお願い良いかしら?」

「何ですか?」

「この城はもうじき、燃えるけどその理由を私が使ったサラマンダーが燃やしたことにし、私達と戦いたいなら冒険者ランクA含むA以上を呼んできてね。それが私のお願い無理かしら?」

「分かりました。いろんな所に伝えます。では失礼します」


リッドは自分が住んでいた、城の最後を見ることもなく魔法でその場から消えてしまう。


「私達も転移しよう。こっちに来て」

「わかった」


俺達は燃え上がる城から、他の場所へ移動に成功する。


「到着したから、手離しても良いよ。私は手掴んでいてもいいけど」

「ありがとう。ここは、あの森だよな?」

「そうよ。ここであの王子さんと、妖精に出会った場所。なんだけど可笑しいわ」

「一体どうしたんだ」

「気配はおろか魔力の気配もしてないわ。本来魔法を使ったら微弱でも魔力の痕跡が残る。しかしこの森には、歩いた道や痕跡が全くない。それがどういうことか、分かる?」


俺に問いかける零は、珍しく真剣に考えているのがわかる。


「まさか。全てあの族達が企んだことだとしたら、とてつもなく頭が回るわね」

「どういうことか教えて欲しい」

「少女が妖精さんと出会ったのは、きっと偶然として、それを聞いた族は王子さんが感謝しに森へ行くと前提し、待機していた。もし私達がいなく精霊さんが出なかった場合あの王子さん、あの山賊に殺害されていたわね。そして冒険者達が精霊さん達を探し、捕まっていたかもね」


俺に彼等の企んでいた、はずの計画を俺に話をする。


「零頭良いな」

「ありがとう。ってことで精霊さんを救おう」

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