町の少女美保
「は?何言ってるんだ」
「信じてないみたいだから、ついて来て」
俺達は町の中に入ると、二人の人物が話しかける。
「零お姉ちゃん、こんにちは」
「美保久しぶり。今回は長くいるかも」
「零お姉ちゃんと、一緒にいられるの?嬉しい」
少女は嬉しそうに零に、抱き着くは笑顔を向ける。
「こちらの人、誰かな?零お姉ちゃん」
「んーとね。私の大切な人と精霊さん」
「零お姉ちゃんありがとうございます。彼氏さんと精霊さんよろしくお願いします」
町の住民である少女、美保がは挨拶し、スイムの手を握る。
「人間が私に触れるなんて、100年早いわ」
「可愛い美保に、そんなこと言わない。わかった?精霊さん」
「零お姉ちゃん良いんだよ。精霊さんごめんね」
少し寂しそうな顔を見せるも、また元に戻って帰ってくる。
「零お姉ちゃん、振られてしまいました。それで今からどうする予定ですか?」
「魔法と剣の稽古よ、あっ。精霊さんと美保戦って」
「我輩と町の少女が戦う?だと…やってやろうじゃないか」
そうして戦うことになった。
「負けても泣いたり、しないでよね」
「分かりました。始めましょうか」
「挨拶にこれはどうかな。雷」
「光矢」
スイムは指から雷を起こす一方、光る弓で反撃する。両者の攻撃は互角の戦いを繰り出す。
「風烈線」
「水爆波」
二人が使った魔法は、地面が強く揺れる程だった。
「人間の少女よ、やるではないか」
「ありがとうございます。精霊さんとの戦い楽しいけど、決着つけませんか?」
「わかった。」