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山賊

「そうよ、私こそが天才魔法使い、スイムよ」

「その天才に質問があります。何が出来るのですか?」

「良い質問ね。属性は地風光3つに錬金術も使えるわ」


スイムは自信満々な顔で、こちらを見て肩から落ちすいすいと自由に動く彼女は、楽しそうに見える彼女は俺に質問する。


「三崎は何の魔法使えるのか教えて」

「俺の得意な魔法はな、ないな存在しない。だって魔法何て一度も使ったことがないんだから」

「え?わかった。俺が魔法使ったらお前は一瞬にして死ぬ。もしくは俺が魔法使ったらこの世界が滅亡するから使わないとか?もしかして魔法使って失敗し爆発して人を傷つけてしまったことから魔法が使えないとか?」


全力で首を振る俺にスイムは、飛んで頭を撫でた後、先に行ったスイムは山賊らしき男達から捕まってしまうのであった。

「この精霊を早く、ボスの元へ連れて行くぞ」

「分かりました。兄貴それからさっきの男、追って来ませんがどうしたと思いやすか」


二人の若い山賊は追って来ない、俺を不振に思った山賊の兄が、スイムを捕まえてある袋を子分に持たせようとした一瞬、何処からか弓矢が飛んで行き、スイムの入っている袋が破けスイムが脱出成功するのであった。


「精霊を逃がすな、捕まえろ」

「もう一度捕まえれば、良いだけの話しです兄貴」

「そうはさせないよ」


森の所から女性の声が聞こえ、ゆったりと歩き現れたその女性は、なんと零だった。


「ねぇ精霊さんにお願いがあるの。聞いてくれるかしら」

「話しは後今はそこの男二人を退治してからなら」

「嫌よ。これでは駆引きにならないから」

「駆引きと言ったかの?最初に駆引きの内容を聞かせてくれないか」

「私がこの場から逃がしてあげるから、彼と契約するが逃がす条件」


その零の提案にスイムは悩むことなく、零の服のポケットに入る。


「これで交渉成立ってことで、どうする私はとても強いけど」

「俺等には逃げれない願いがあるから、戦うんだ。行くぞ春」

「兄貴格好良いです。ついて行きます兄貴」


二人の山賊は決意を決め、武器を構え襲いかかる山賊に軽く溜め息を吐く。


「全然駄目。君達はこの程度で、私と戦ってることも残念にしか思えないわ」

「兄貴この女、本気でヤバいよ」

「わかっている」

「二人とも私を、ヤバい女扱い辞めて貰えないかな。それに私言ったよね強いお姉さんと」


そうして彼女は、山賊の剣を容易く二本同時に折ってしまう。


「こうなったら最終手段だ。頼む」

「わかった兄貴出でよ溶岩魔人」


山賊の弟思われる人物の前に、岩くらいのでかさに溢れる湯出の魔物が現れる。


「溶岩魔人倒せる実力は、あったんだ。でも私には勝てない。私と遊びたいならAかSくらいなってから、挑みなさいと山賊達に言って。今の三崎吉孝に手出しり町や村のやつらを襲ったらアジトを壊滅させるから」


そうして彼女は、山賊の切り札だった溶岩魔人を一刀両断する。


「今なら時間かかるとは思うが、戻せば復活することが可能」


山賊の二人は溶岩魔人を戻し、その場から立ち去る。そしてスイムは嬉しそうに飛ぶ彼女だった。


「精霊ちゃんは、無事よ吉孝君」

「助けてくれてありがとう。しかし何故ここにいるんだ零」

「吉孝君の仲間なるために、探しにきたんだよ」

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