契約
「どうだやられたか」
「残念ながら、まだ倒れてないわよ」
「業火なる焔よ焔炎の炎で敵を焼き尽くせ。焔魔術、焔炎」
バブルマンに2回の大型魔法を使用した俺は、魔力が失くなってしまう。そうして魔力を使いすぎてしまい俺はその場で眠るように倒れてしまうのであった。
「吉孝君おやすみ。良い夢を見てね」
零から貰った魔力で、今使える魔法の中で最大魔法の威力はというと、野原だった地形は見る形もないくらい、吹っ飛び周りにいた魔物も俺が使った魔法で全滅してしまった。が倒れた魔物の中にレアスキル持ちの魔物からスキルを習得しバブルマンのドロップで契約することも成功し、護衛対象の人も無事隣の町まで届けるのであった。
「吉孝君体調はどうかな?」
「少し体がだるいがまぁなんとか大丈夫だ」
「それなら良かったわ。お姉ちゃんは心配したんだぞ。最初の魔法が炎浄爆魔を使った後、次に焔炎を使った時は本気で心配したよ」
そうして注意を受けた後、突然零は強く抱き付く彼女に俺も抱きしめるのであった。
「吉孝君は明日からお姉ちゃんと、稽古をします。反論は認めないわ」
「わかった。俺は姉と認めてないけどな」
そうして俺はもう一度、寝につき翌日になり目を覚ますと、少し体が重苦しいと布団の中を見るとそこには、零が眠っていた。
「吉孝君早いし、激しい」
「何言ってるのですか?それから何故俺の布団いるのですか?」
「それはね今から、長い旅になるわけだけど、無駄遣いなることは控えるための当然の処理よ」
何もなかったように、告白する彼女だった。
「無駄遣いのは、同意しました。朝だから起きて」
「ふふっお姉ちゃんは嬉しいけど、今はすぐに降りるよ」
外泊していた宿屋から、俺等は飛び降り逃げることにした。