表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/12

5

拙い文章ですが、読んで下さりありがとうございます。(ToT)

おもむろにプラ-ムは立ち上がると、自ら階段へと向かう。サ-シャを突き落とした場所だ。

すると、サ-シャが辿ったままに、プラ-ムは落ちていた。悲鳴を上げ、痛い痛いと言いながらも、プラ-ムは再び階段を登り、また階段から落ちる。

そんな中、サ-シャが血を流した場所から、火の手が上がる。

「な、何故だ!」

公爵が慌てた声がする。

「足が、動かんっ」

そう言うと、

「私もですわ。貴方どうにかしてくださいませ。」

慌てたように、婦人が言う。

その時も、プラ-ムは階段を登り、落ちるを繰り返していた。プラ-ムは火に巻かれ這いずりながら、

痛い、熱い、と嗚咽を漏らし、階段から落ちる。

屋敷から逃げられたのは、使用人達だげあった。屋敷を炎が呑み込むまで、さほど時間はかからなかった。

夫婦は火に巻かれ、悲鳴を上げ、

「痛い、熱い、」

と言いながら焼け爛れ、誰か判らなくなるほど燃え尽き死んでいった。

プラ-ムは階段から落ち、首を折り、火に焼き付くされて跡形もなく死んでいった。

後に、公爵家が再興されることはなかった。

たとえ生きていたとしても、処刑されることは決まっていたのだ。精霊に愛された子供に危害を加えることは、死を意味していたのである。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ