表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

73/83

066 私、エルフの腹黒にイラっとする

 私は邪竜様を討ち、奪還の際にも味方の兵を捨て駒にした腹黒エルフを成敗すべく立ち回っていました。


 私はこの女こそが元凶だと考えています。

 ですので、若干の怒りが混ざりから立ち回っていました。


 まだまだ、修行が足りませんね。


 ここで今一度ダイキ様に頂いた大剣で腹黒に斬りかかりました。


 ガキーーーーン!!!


 エルフの腹黒はそれをあっさりと空間魔法を応用した結界を使って防ぎました。


 ちっ。


 私は思わず舌打ちが出てしまいました。

 あら、はしたないですね。反省です。


 私はちらっと周りを見ると、周りはもう終わっているようです。


 あら、私が最後ですか。私も急がないといけませんね。

 私が内心焦りを覚えた時、腹黒が語りかけてきました。


「その程度ですか? 魔族のナンバー2ともあろう者がそんな程度ですかぁ?」


 腹黒がいちいち私を煽ってきます。

 私はイラっときましたが、ここは深呼吸です。


 す〜は〜。


 よし、落ち着きました。


 私は大剣を握り直し、改めて腹黒に斬りかかります。


 ガキーーーーン!!!


 しかし、これも防がれます。


 私は無闇に斬りかかるのではなく仕切り直そうと思い、一旦距離を取ります。


 いや〜、しかし固いですね。

 もう少し時間をもらえればこの状況を覆せるんですが。


「あら、もうおしまいですか?

 なら、こっちから行きますよ!!!」


 腹黒が右手から火魔法、左手から水魔法を放ってきました。

 腹黒のくせに器用です。


 ですが、威力は大したことありません。

 私はこれを大剣で防ぎきリます。


「ははははは。これくらいは防いでもらわないと。ですが、これはどうですかぁ?」


 次に先ほどより強力な魔法を放ってきます。


 私はこれも大剣で防ぎましたが、若干押されてしまいました。


「ははははは。いいざまですね。所詮魔族なんてその程度ですね」


 イラっ。


 私はぷっつんしそうな心をなんとか抑えます。

 ほんと、この程度の挑発に乗るなんてダメダメですね。


 ここで、待っていた時間がきました。


 ナイスですよ。室長!!!


 そうです。室長が、現時点で解析できた勇者リューンの固有スキルを私用にチューンナップしてくれたのです。

 それが今、私の体剣にインストールされました。


「調子の乗るのはここまでです」

「は?」


 私は大剣を上段に構えると、大剣に魔力を流します。

 それによって大剣が光り始めました。


「ちょっと、なんなのよ?」


 腹黒が焦り始めました。いい気味です。


 そして、魔力の充填が完了です。


 では、反撃と行きましょうか。

 私はニヤッと笑いました。


(おのの)け腹黒! これが魔剣ダインだー!!!」


 凄まじい光が腹黒に襲いかかりました。

「おもしろかった!」、「続きが気になる!」という方は、

下の☆☆☆☆☆から作品への応援をお願いいたします。


おもしろかったら★★★★★に

おもしろくなかったという方は、★☆☆☆☆で構いません。

★★☆☆☆〜★★★★☆でも大丈夫ですので正直に感じたお気持ちでお願いします。


ブックマークも頂けると本当にうれしいです。



非常に励みになりますので、何卒よろしくお願いいたします。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
▼新作の短編書きました。こちらもお願いいたします!!!▼
【世界最大の敵の元魔王、現在はウエイター見習い 〜人間の領地を侵攻中の魔王が偶然出会った町娘に一目惚れした結果、魔王軍を解体してそのまま婿入りしちゃった話〜】

ご愛読の皆様いつもありがとうございます。
この小説がいいなと思っていただけたら
是非一票をお願いいたします!

↓ 一票入れる ↓
小説家になろう 勝手にランキング
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ