第7話「決戦!瓊VS将人」
おお、やっと1章終わった~~エピローグ書いてないけど
あらから何分ぐらいたったかな・・・すごく帰りたいです
瓊「そういえば、あんた元王様殺したんだろ」
気を取り直してそう尋ねると
将人「元王様・・・サンライト王のことか?」
瓊「ああそうだ」
将人「俺は殺していないぞ」
瓊「だって、元王様の娘から聞いたぞ、目の前で殺されたって」
将人「あれは、不慮の事故だった・・・あれはそういつも通りサンライト王に面白い話をしようとしていたある日、空からこぶしぐらいの隕石が落ちてきてな、それがサンライト王の頭に」
瓊「当たったと」
将人さんはうなずいた、これを聞く限り元王様は運がいいのか悪いのかどっちだ?
将人「それを見た王女がちょうど角度が悪かったのか私が殺したように見えていた」
瓊「王女が兵士に追いかけられていたのは」
将人「それは、誤解を解こうと思っていた矢先に逃げ出されてしまったからで」
瓊「そうか、だが俺は王女に雇われた身だから、将人さんあんたを殺さなければならない」
将人「そうか」
瓊「そういえば、あんた日本人だよな?」
将人「ああ、そうだ」
瓊「どうしてここにいるんだ?」
将人「いや~、今から約3年前にですね。私死んでいるんです」
瓊「死んだ?」
将人「死んだというより殺された」
瓊「・・・そしてきずいたらここにいた」
将人「その通りです」
瓊は違和感に襲われていた
瓊「今思ったこと言っていいか」
将人「はい、なんでしょう?」
瓊「なぜに敬語?」
将人「・・・何を言っている」
あっ、もどした
瓊「まあそれより、殺された?」
将人「殺された・・・何時も通りに会社から家への帰り途中でナイフで一刺しにされてしまってな」
そう、将人さんは笑いながら言っていたがたぶん家族がいたのだろうその表情には少し悲しいものが含まれていた。
瓊「悲しい話だが俺も雇われている身でな、あんたを殺すよ」
将人「私は、まだ殺されるわけにはいかなくてね必死に抵抗させてもらうぞ、それが君を殺すことになろうとも」
そこには決意を感じた、俺は刀に手をかけて近づき抜刀した、だが将人は動かなかった、何もしようとはしなかった。だが将人の目の前に青白い透明な板みたいなのが現れた
瓊「何だ?」
将人「私の能力だ、能力的に言うと結界魔法かな、もっと砕いた言い方をするならバリアだ、A.〇.フィー〇ドだ」
瓊「A.〇.フィー〇ドだと!」
クソなんて羨ましい能力なんだ
瓊「じゃあ次は俺の能力だ」
俺は足を思い浮かべて跳躍した
将人「うおおおおおお!A.〇.フィー〇ド展開」
瓊「貫けー!!俺のロン〇ネス!!(注意※刀を使っています!)」
将人は結界を棒状に変えて投げはなった
瓊「うおおおおおおお!!」
それを躱すや否やもう一度自分の前に結界を展開して守りに入った
将人「はあああああ!!」
一瞬の閃光、・・・パリンと音を立てて結界が割れた
瓊「終わりだーー!」
将人の体めがけて刀を振り下ろす、返り血が服についたが、まだ将人が倒れていない以上・・・
将人「ぐっ!クソまだまだだ!俺にはやらなければいけないことが、人類〇完計画を完成させなければならない!」
瓊「喋るんじゃない!傷は深い、クソ誰がこんなことを!」
将人「瓊君、君に託したいものがある、これをレヴィア王女のところへ」
それは一通の手紙だった
瓊「分かった」
将人「くっ、これでようやく死ねる」
瓊「ああ、楽に逝かせてやるよ、裕」
裕「は~い」
瓊「お前を今使う」
裕「わかったよ~、頂きます」
そう、裕が言うと裕の影から犬らしきものが現れた、そして将人さんを一口で平らげてしまった
裕「ご馳走様でした」
瓊「能力ってそんな取り方すんのかよ」
裕「ううん、普通はその人の一部だけでいいんだけど、瓊お兄ちゃんが楽に逝かせてやるって言ったから」
瓊「そうか、ありがとうな裕」
そう、裕の頭を撫でながら言った
瓊「さて、帰るか」
裕「は~い!」
家に帰宅してすぐにレヴィアに手紙を渡した、最初は訝しみながらも手紙を読んだ、それを見てレヴィアは黙って涙していた。内容は知りたかったが見ないようにした
瓊「じゃあ、お休み」
レヴィア「はい、お休みなさい」
朝になり俺は元の世界に帰宅する準備をした。・・・あれなにかわすれているような?まあいっか
瓊「これで依頼も達成したしこれでおさらばだな」
レヴィア「はい、さようならです」
瓊「じゃあ行くぞ、逢」
逢「待ってよ~、それではお世話になりました」
そう、逢は会釈した
瓊 (ハイド)
ハイド(3話ぶり登場ハイドだよ)
瓊(ここでの世界の仕事は終わったし元の場所に戻してくれ)
ハイド(わかったよ~)
一瞬の眩しさ、やはりこの展開か・・・やはりそこは最初に見た光景
ハイド「やあ、1か月ぶり」
逢「あれここは何処、私は逢」
ドラ次郎「やれやれ、お前が神様か」
ハイド「あれあれ?行った時よりも増えてない?」
瓊「逢はともかくドラ次郎お前どうやって来た」
ドラ次郎「ふっ、あの程度で私がまけるとでも?」
そうだった、こいつ空間転移があるんだった・・・
次回「エピローグ」できるといいな