第1章<魔法の世界>第1話「謎の少女との再会い」
やっと1話が完成した~!文字数が少ないのは気にするな!
俺は今困っていた。理由は単純で金がない!
瓊「はぁ~」
ハイド(どうしたの急にそんなため息なんてついたりしてさ)
瓊(これがため息をつかずにいられるか)
瓊(金がないんだぞ、金が)
ハイド(お金なら心配しないでくれよ)
瓊(なんだ?あてでもあるのか)
ハイド(瓊君の魔法は何だい)
瓊(身体強化の魔法だが何だ?)
ハイド(そう身体強化だそれを生かして人の財布を盗めばいいのさ!)
瓊(おいこのクソ神俺に盗みを働けと?)
ハイド(そうだけどなにか?)
瓊(世界を救いに来てなんで盗みを働かなならんのか!)
ハイド(世界を救う前金としてとかは?)
瓊 (なんでそうなる)
そうだこの神何かが抜けていたのだ決定的に何かが抜けている
瓊(罪悪感とかはないのか?)
ハイド(別に瓊君が盗むのであって僕が盗むわけじゃないしね)
瓊 (そうだったここにハイドはいなかった)
俺は絶句した。そのとき後ろから救いの声が聞こえてきた
???「あのー何かお困りなのでしょうか?」
瓊「はい」
そう言うと俺は後ろを向いた。
瓊「えっ?」
???「今さっきぶりですね。すいませんあの時はぶつかって謝りもせずに逃げてしまって失礼でなければお名前を」
瓊「あ、ああ俺の名前は八咫叢 瓊ですよ。瓊と呼んでください」
レヴィア「ヤタムラ=ケイ変わった名前ですね。失礼しました自分の名前も言わずに私はレヴィア=サンライトと申します。レヴィアと呼んでくれるとありがたいです」
瓊「レヴィアさんですか。いい名前ですね。」
レヴィア「何か困っていたのではないですか?」
瓊「・・・」
瓊「あーー!忘れてた」
レヴィア「何かお困りなんですね!良かったら私にできることがあれば協力しますよ。」
瓊「いいですよ。お金がないだけですから。」
レヴィア「財布を落としでもしたんですか」
瓊「いえ違いますよ、別の世界から来たから此処の世界のお金がないんですよ。」
レヴィア「えっ?」
瓊「えっ」
瓊「やだなー冗談ですよ冗談ハハハハハ、レヴィアさんが言った通り財布を落としたんですよ。」
レヴィア「そうですか」
やべぇめっちゃ怪しまれてる!
レヴィア「そうだなら、今さっきぶつかった件もありますしお食事でもいかがですか?」
瓊「そ、そうですね!」
レヴィア「どこ行きましょうか?」
瓊「レヴィアさんはどこがおすすめなんですか?」
レヴィア「ケイさんは此処の人ではないんですか?」
瓊「え、ええ遠くの方からちょっと此処による機会があったのでよらしてもらったようなものなのです。」
レヴィア(怪しい、怪しすぎるわちょっと鎌をかけてみましょう。)
レヴィア「あの遠くとはどちらの方向なのですか?」
瓊「えーと、北の方から」
レヴィア「北というとゾルダですか?」
瓊「そうです!」
レヴィア「やっぱり」
瓊「えっ?」
レヴィア「あなた嘘をついていますね?」
瓊「ど、どうしてそう思うの」
レヴィア「だってゾルダはこの世界のどこにもありませんから、今私が作った名前です。本当の北の国の名は、ターライズという国ですよ」
瓊「!」
レヴィア「本当のことを話してください!あなたはいったい何者なんですか?」
瓊(なぁハイド本当のことを話していいか?)
ハイド(話していいかって別に本当のことを話してはいけないなんて言った覚えはないよ?)
瓊(は?)
ハイド(何を勘違いしているんだい?僕は世界を救ってほしいとは言ったけどそれを他人に話すななんて一言もいてないじゃないか、君は馬鹿だなー)
クソハイドの野郎馬鹿にしやがってあそこに戻ったら覚えてろよ!
レヴィア「本当のこと話してはくれないのですね?」
瓊「分かったよ。」
レヴィア「え?」
瓊「分かった、話すよ本当のこと。」
レヴィア「本当ですか?」
瓊「本当だよ。」
瓊「ちょっと長くなるから座って話せる場所にしよう。」
レヴィア「はい!」
瓊「と言うわけなんだ」
と言いつつ俺は出されていた水を飲んでいた。レヴィアさんは今さっきから食い入るように聞いて思案していたとかと思うと顔を言葉を発した
レヴィア「世界と世界の干渉?貴方がこの世界を救いに来た?ごめんなさい冗談としか思えません」
瓊「本当なんだよ、といっても信じられる話じゃないよな」
俺はそう言いつつ肩をすくめた
レヴィア「でも一応はわかりました」
瓊「信じてくれるのか?」
レヴィア「はい、信じます嘘を言っているようには見えませんから」
レヴィア「それよりも異世界から来たということは泊まる場所はないんじゃないですか?」
瓊「ああそうだよ明日の生活にも困るレベルで」
レヴィア「そこで提案なんですけど?泊まるところを紹介しましょうか?」
瓊「マジで!」
レヴィア「はい、頼まれごとを聞いてくだされば。」
瓊「いいよ何でも聞くさ!」
レヴィア「殺してほしい者がいるのです。」
瓊「いいよ」
レヴィア「即答ですか!」
瓊「誰を殺せばいいの?」
レヴィア「王に成りすましこの国を統治して者をです。」
瓊「理由を聞いてもいいか?」
レヴィア「はい」
レヴィア「今から三年前のことです。私はこの国の次期王女でした、でもある日私の父でありこの国の王であった父が見知らぬ大臣と喋って居たのです。私は怪しく思ったのでしばらく大臣のあとを追っていたのですが、つい一月前に事件が起こりました。大臣が父を殺したのです。私の目の前で!そして罪をすべて私にきせて奴はこの国の王に、私はしばらく兵士に追われる日々を過ごしました。」
瓊「そして今に至るというわけか」
レヴィア「・・・はい」
此はどちらにしろ殺すしかないな。
次回 「伝説の古龍」