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SHADE-I  作者: 青山 由梨
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EPISODEi-9





イーバエルジュの白い壁と青い屋根の町並みは、海の青と、浸水林を成しているメルイント樹の白を表している。


浸水林の中央に位置する古城を守るかのように生い茂る白肌の樹木に、イバ教典の中に登場する精霊メルイントの名が与えられた理由は、イバ神をこの世の穢れから守護するという伝承の如く、幻想的に生い茂る姿を重ねたから―――らしい。

(メルイント樹は精霊の化身、無闇に傷付けようものなら極刑が待ち受けている)




ランドクレスでは、白と青という組み合わせは特別な意味があるのだ。


イーバエルジュではそれが顕著に現れており、道行く人々は皆、白を基調とした服装に青い装飾品を身に付けるのが流行のようだ。

(ランドクレスで使用されている青の染料は、特産である貝殻を砕いて抽出したものである)









―――リュクシーも…例にもれず、白いドレスを着ていた。

だが、装飾品は身につけていない。



彼女には「青」がある―――日の光を浴びて、彼女の髪は青黒く煌いていた。

出逢った頃と比べると、皮肉にも健康状態は良好である事が伺えた。






巨大な時計塔の足元に広がる国定公園の中、リュクシーは「時計塔で」との言葉通り、時計塔の正面でイチシを待っていた。


行き交う観光客の中、まだ自分を目指して徐々に距離を縮めるイチシの姿には気づいていないようだ。









―――リュクシーと出逢っていなければ、自分は今頃どんな想いで何処にいたのだろう。


出会い、魅かれ、彼女が選んだのが自分でなかったとしたら―――?

でも、そんな現在は想像すらできない。






リュクシーの表情まで見えるくらいに近づいて、珍しい事に彼女が何かに気取られている事に気づく。

何を見ているのだろう―――リュクシーの視線の先にあるものを探す。






人だかりがあったその中心には、純白の衣装を身にまとった男女の二人組みがいた。


群衆は白い花びらで満たされた籠を手にし、二人の頭上に花びらの雨を降らせている。

中心にいる男女が恋人同士であるのは、遠目に見ても分かった―――




(ああ―――あれが)




イチシが船上で生活していた頃、一週間ばかりランドクレスに停泊した事がある。

その時はもちろんイーバエルジュを歩く権利はなかったから、話に聞くだけであったが――― あれがイーバエルジュ伝統の、《結婚式》というものだろう。




―――世界の富豪たちがランドクレスに滞在する理由の一つに、《結婚式》がある。


イバ神の前で、お互いが唯一の存在であると誓う儀式―――それがランドクレス内だけの法律であると知りつつも、恋人たちは今や失われつつある貞操の証となる何かを求め、イーバエルジュの教会を訪れるのだ。






お互いが唯一の存在―――今となっては、それは危険過ぎる。






本当は分かり過ぎるほど分かっている―――リュクシー、ジン、ヘリオン……自分の大切な人間を守る為には、一刻も早く自分から遠ざけねばならないと。


一緒にいる時間が長ければ長いほど―――それが例え1秒の差であれ、イチシは彼等に心を許し、依存し、束縛を与えてしまう事になる。




―――だが、己の欲望を全て押さえ込むには、イチシは若過ぎた。




もっと―――そう、ジンのように長く生きれば、我が身を犠牲にして、それで後悔しないなどと言えただろうか。


もっともっと―――そう、クレストのようにシェイドの扱いに長けていたら、大事なモノを手放す事なく色んな道を選べたのだろうか。












ゴーン――――――ゴーン……












時計塔の鐘が鳴り、リュクシーが振り返った―――すぐ後ろに立っていたイチシにようやく気づいたようだ。



「―――イチシ」

「何を見てたんだ?」





言ってしまった後で、しまったと思った―――リュクシーが何を見ていたか…そんな事は知っていたのに。


「……」




だがリュクシーは何も応えず―――視線を群衆の方へと戻した。















ゴーン――――――ゴーン……












「何だか―――」


幸せそうに笑う二人―――風に吹かれ、舞い上がる花びら。

それを見つめるリュクシーの横顔が、背筋がぞくぞくするほど女に見えた。




「別世界のようだと思ったんだ」











気づいた時にはメダリアにいた―――ある日突然、これがお前のパートナーだと相手を決められた。


逃れられないのなら、受け入れようと思った―――自分から歩み寄る事で、選ばされたのではなく、自分で選んだのだと思いたかった。


だけど、相手はそうじゃなかった。


彼は―――ゼザは《パートナー》だから受け入れた。《裏切り者》になったから、殺そうとした。


それ以上でもそれ以下でもない。ゼザには、リュクシーの中身などどうでも良かったのだ。


気づいてからは―――自分は誰にも求められる事のない人間なのだと思った。

求めてくれるなら、それが亡霊でも構わないとも思った。


でも、そんなリュクシーに、イチシは救ってほしいと言った。




だから―――リュクシーはイチシを選んだのだ。










ふと視線に気づき、リュクシーは振り向く―――




「!」


その変化に気づき、リュクシーは眉間に皺を寄せた。



イチシがリュクシーから目を逸らしたのだ。

出逢った頃のように―――それはきっと、自分の心を覗かれまいとするイチシの悪い癖だった。




(やはり―――イチシは覚悟をしている……私と一線を引こうとしている…)




だがそれは、自分の事を想うが故の行動だと―――リュクシーには分かっていた。

それを強いているのは、メダリアだという事も分かっていた。



「イチシ、私を見ろ」



イチシの両頬に手を当てると、リュクシーは無理やり自分の方に向けた。

ぐきっと妙な音がしたが、今はそんな事はどうでもいい。



「―――いてぇ…」

「いいから聞け」



真面目な顔で言うと、イチシがようやく視線を合わせた。




「隠し事を無理に聞き出そうとはしない。何故隠そうとするか、それは分かっているつもりだ」

「オレは別に隠し事なんか―――」


「いいから聞け!まだ続きがある」



リュクシーが怒鳴ると、イチシは大人しく観念したようだ。



「お前にはお前の考えがあって、行動するつもりなのは分かる。だから私にも私の考えがある事を分かれ」



どう言えば、イチシの心を溶かす事ができるのだろう―――この頑固者はもう、一人で死ぬ決意をしてしまった。



でもきっと、道はある。

二人はまだ生きているのだから―――イチシの決意を解き、二人で立ち向かう事ができるはずだ。



「どうして私を信用してくれない―――?どうして今、私を必要としない?」

「信用するしないじゃない―――信用は…している」



しているからこそ―――リュクシーになら、ジンとヘリオンを託せる。

リュクシーなら…二人を連れて生き延びる事ができる。




「じゃあ、お前に私は必要か」




「っ―――あんたは」



どうしてリュクシーは、こう答え難い質問ばかりをするのだろう―――イチシがどれだけリュクシーを必要としているかなんて、言葉では表し切れるはずがない。




「隠し事は―――今はいい。でも嘘は付くな。答えろ」




どれほど―――必要としているか。リュクシーには想像できまい。


今、この場できつく抱き締めて押し倒してしまいたいほど、自分の身に起きた事全てをぶちまけてしまいたいほど、ジンとヘリオンを見捨てリュクシーと二人で逃げ出してしまいたいほど―――




―――だが、そんな事をしても誰も助からない。

全てが消える。イチシの愛しい者全てが、消えてなくなる。




「どうして信用しない!!お前の気持ちが―――分かっていないとでも思うのか!!」











観光客たちは、口論する男女の姿を遠巻きに観察していたが―――二人が突然激しく口付けしあうのを見て、やれやれと肩を竦めて去っていった。











「頼むから―――しばらく黙ってくれ」

「黙らない」


「いいから黙れ」

「答えろ、イチシ」



「いいから」











やはり何も言ってはくれなかった―――イチシは観念したのだ。

自分の死は免れない事を、イチシは分かってしまったのだ。



だが自分が今も激しく望まれている事―――イチシと唇を重ねる度、それを実感できる。


言葉はなくても―――イチシのシェイドが伝わる。

リュクシーの中に吹き込まれる。



言葉では伝わらない、伝える事ができない苦しい感情も、シェイドが全てを表していた。






「私は黙らない。絶対にお前を諦めないからな」






リュクシーには言える言葉がある―――イチシがそれに応える事ができないとしても、リュクシーは伝え続ける。



そうしないと―――イチシは遠くへ行ってしまう。

リュクシーの手の届かない遠くへ……




(絶対に諦めない)




イチシと生きる事が、自分が葬ってきたシェイドたちへの誓いだった。

そのために、カライもハガルも、断ち切ってきた―――


今腕の中にあるイチシの体温―――リュクシーは守る。










(……)



自分を固く抱き締める力の強さに、彼女を納得させる手段なんてあるのだろうかと、当惑せざるを得なかった。


イチシがリュクシーを必要とするように、自分も必要とされている―――

それは嬉しくもあったが、だからといって決意が揺らぐ事はなかった。




(どうしたら―――あんたは分かってくれるんだ)




生きるのを諦めた訳じゃない。

リュクシーを愛していない訳がない。




愛したい。そばにいたい。触れたい。生きていたい。

全ての欲望がリュクシーに向いている。リュクシーがそこにいるから、溢れ出す。




だが―――リュクシーを生かし続けるためには、イチシの一番大事な者を守るためには、彼女に覚悟を決めさせなくてはならない。


イチシだけの決意では、リュクシーを逃がせない。道連れにしてしまう。




(どうすれば―――いい?)















ゴーン――――――ゴーン……












時計塔の鐘がなり、イチシはリュクシーを腕に抱いたまま、空を仰いだ。















ゴーン――――――ゴーン……












「―――とりあえず行くか」




二人抱き合っていても、何も事態は変わらない。

ランドクレスでの行動一つ一つが、生死を左右するものになるだろう。



「ああ、そうだ」


リュクシーは辺りを警戒してから、続きを話し始めた。


「私は《ルドベキア》について調べようと思う。マディラが―――シェイドで伝えてきた言葉だ」


ルドベキア―――昔そんな国があって、そして滅んだという事くらいしかイチシは知らなかった。

それもそのはず、ルドベキアが滅亡したのはイチシがまだ生まれて間もない頃だろう。



「ジンとヘリオンは、これ以上巻き込みたくない。分かるな?」

「ああ―――」


「二人には言うな。私たちだけで調べよう」

「ジンがうるさそうだな」


「ヘリオンの為と言っても、納得しそうにないか?」

「あのな―――ジンの優先順位の一番がヘリオンだとしても、オレと同じくらいにはあんたの事も気にかけているんだぜ」


「ジンが私を?―――何の関係もないのに?」



血縁でもない、恋人でもない―――赤の他人であるリュクシーを、ジンがそこまで気にかけてくれていると言うのか?



「あいつはそういう奴だ。オレとあんたがこうなった事で、ジンはあんたを血縁として見ているだろう」

「そうか―――」


リュクシーは小さく微笑んだ―――それが、ジンに対して心を許している証だとイチシは思った。




リュクシーは気づいていなかっただろうが―――彼女が選んだのが自分でなかったとしたら、ジンはリュクシーを《女》として見ていたままだったろう。


リュクシーも、ジンの父性とでもいうのか―――彼の大きな心に魅かれていたような節があった。

だからこそ、イチシは二人を見ていると苛立ちが募ったのだから。




「ヘリオンの為、二人の為って台詞は逆効果だ」

「じゃあ、全員が助かる為と言うしかないな」


リュクシーは苦笑した。もちろん、そのつもりではあったが。







イチシも安堵した。


ジンがいれば―――自分が消えた後のリュクシーの傷も癒してくれるだろう。

あの二人を救う事が、リュクシーを生かし続ける糧にもなる。







「じゃあ、行こう。カレドの話も聞いておきたいしな」

「カレドか―――」



「……そういえば、お前の故郷の話を聞くのは初めてだな」

「話したくなるような故郷でもないからな」



転送機の大事故で、全焼した町……炎に巻かれた町。

それだけの情報で、標的のシェイド体が関係していたのではないかと容易に想像できる。



「イチシは何か思い当たる事はないのか?」


「あの日は―――オレとジンは、町を離れていたからな。ものすごい爆音がして、町の方角から煙が上がったのを見た」

「……」



「逃げる連中とは反対にカレドに入ると、町はめちゃくちゃになってた。オレたちは家に帰ろうとしたが、炎でそれ以上進めなかった。周りには人間が沢山倒れていた。潰れた家の下から助けを呼ぶ声も聞こえた。ジンが狂ったように家族を探し回って、ようやくヘリオンだけ見つけた。母親のエレファは逃げ遅れたとヘリオンは言った」



―――正直、言葉が見つからなかった。

ジンがヘリオンを大切に思う気持ちは、守れなかった家族に対する後悔があるから、余計に強いのだろう。


普段のジンの姿からは、そんな生き地獄を経験したとは想像もできなかった。




「何か見たとすれば、ヘリオンだ。―――それでも聞くか?」


巻き込まない為には―――余計な記憶は呼び起こさない方がいいのではないか?



「ヘリオンは―――あの時の事を一切しゃべろうとしない。記憶が飛んでるのか、話したくないだけかは分からないけどな」




やはり―――カレド出身者は抹殺対象なのか?

だとすれば、標的を目撃した者は全て消すという事だ。



(最初から―――私たちを利用するだけ利用して殺す気だったな、メダリアめ)



しかし目撃者全てをも抹殺するとは―――どれだけの影響力の持ち主なのだ、そのシェイド体は。

それに魅入られてしまったイチシを、確かにメダリアが生かしておくはずがない。




「聞いた方がいい。関わってしまった事実は消えない。今は少しでも情報が欲しい」


ヘリオンが記憶を呼び覚まそうと封印したままだろうと、メダリアは見逃してはくれない。


「しかし―――ターゲットが過去関わった全ての人間を抹殺しようというのなら…… 過去の事件を洗いざらい調べないとならないな」



ルドベキアの全ての根源となる―――標的のシェイド体が《死》を体感した事件。

そして、その事件と何かが類似する事件が存在しているはずだ。


何かとは―――やはり《炎》だろう。


「イーバエルジュには、イバ教の特設図書館があったな―――そこで調べられるだろう」

「図書館?」


「なんだ、図書館を知らないのか?あらゆるジャンルの本と、過去の報道映像や記事が納められている場所だ。イーバエルジュの通行権がある者なら、確か誰でも入れたはずだ」


「本、か―――」



何だか複雑な顔をしているイチシ―――あまり活字とは縁のない生活を送っていたようだし、苦手な分野なのかもしれない。


「後は―――やはりこれは、ここへ来いという事なのだろうな」


ドレスの胸元から、レアデスから渡されたマッチを取り出した。



住所はイーバエルジュのものではなかった。

一般民の住まう水上都市の真ん中に、その酒場はあるらしい。



「―――なんだ?」


呆れたような顔をして、続けてため息をつくイチシに、リュクシーは怪訝そうな顔をした。


「頼むから、変な場所から色々と出さないでくれ」

「色々入ってない。これだけだ」


「―――論点が違うな」

「仕方ないだろう、こんな服しかなかったんだから」



リュクシーが着ていたのは、上からストンとかぶるようなデザインのシンプルなドレスだった。


リュクシーの体型には少し横幅が余り過ぎてしまうようで、胸の下の位置にリボンを通して背中で結って調節している。

海風で裾がめくれてしまいそうなヒラヒラとしたドレスだ。



「その格好で暴れるのは止めろよ」

「じゃあ、後で服を買ってくれ。ランドクレスからもらった服は、全部こんなのばかりだ」


リュクシーだって早く着替えたいが、ランドクレスで自由になる金はほとんどないのだ。

今のリュクシーは、ランドクレスの難民支援金で食事と寝床にありつける状態なのだから。


「オレたちは、目に光を当てるだけで支払いはしなくていいらしいが、あんたは違うのか」

「お前たちはヴィーツリー国の資産家という設定で、世界市場の網膜登録も偽造してある。偽造というか、本登録だが。私はエジヌスの愛人、何も登録がない。パトロンが死んだから、私自身は無一文だ」


「だから宿泊先も違うのか」

「そうだ。私がいるのは、病院内の宿泊施設だからな。お前たちは観光ホテルだろう」


「病院の服か。どうりで妊婦服みたいなわけだ……」


言った途中で―――イチシはその可能性に気づいた。














「おい―――まさか」


イチシが言わんとしている事に気づき、リュクシーは苦笑した。


「いや、検査中なだけだ。若い女は皆、病院の方へ収容されているしな。ヘリオンは体が小さいから、外されただけだろう」

「結果は―――まだ出ていないのか」


「何もでないと思うが」



イチシの動揺はどういう意味なのだろうと、リュクシーは少し不安を感じた……もし二人に新しい命が与えられたとしたなら、これから何が変わって行ったのだろう。




だが、そんな事はあるまいとリュクシーは確信していた。


何故なら妊娠が可能であると示す兆しが、メダリアを逃れてからずっと現れていなかったからだ。

リュクシーの体は、リュクシー自身を保つのに精一杯で、新しい命を授かる状態ではなかった。



「というか、まだ検査はしていない。今日中に順番が回って来そうもなかったから、抜け出して来たんだ」

「検査は必ず受けておけよ」



「―――ああ」



自分の表情がイチシにどう見えているのかが気にかかった―――ないとは思いつつも、もしかしたらという考えは頭にこびりついていた。







「まあいい。とりあえず、お前たちの宿泊しているホテルへ行こう」

「ジンが今頃騒いでると思うぜ。落ち着かねぇ、落ち着かねぇってな」


それはさぞ豪華なホテルなのだろう―――その光景が目に浮かぶようで、リュクシーは小さく笑った。



「こっちだ」

「イチシ、腕」


リュクシーに言われ、軍艦内で散々教えられた《フェミニストが多いヴィーツリー国の一般男性像》とやらを思い出すと、ちょうどリュクシーが腕を組んできた所だった。


「エスコートしろよ、イチシ」


リュクシーはふざけて命令口調を使う。


強く自分を保たないと―――少しでも明るく見せないと、暗い淵に引きずりこまれてしまう。

それではダメだ。リュクシーは、イチシを救わないとならないのだから。








結果が判明するまでは―――その《可能性》については考えない方がいいだろう。

むしろ聞かなかった事にしたいと、イチシは思っていた。





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