きらきらのキララ
冬童話2026「きらきら」の作品です。
僕は毎日きらきらを見つけている。
いいお天気の海は、眩しいきらきら。
夜のお星さまは、小さなきらきら。
ママの爪は、ピンク色のカワイイきらきら。
雨の次の日、お花の葉っぱがきらきらしていた。
そのきらきらは僕に話しかけてきて、僕はびっくりした。
「私、キララ。海のきらきらになりたいの」とキララは言った。
キララは空からずっと海のきらきらを見ていた。
いつか、海のきらきらになると思っていたのに、キララは葉っぱのきらきらになっていた。
「僕がキララを海まで連れて行ってあげる」と僕が言うと「ありがとう」とキララは言って、嬉しそうに笑った。
僕はキララを小さなボトルに入れた。
そして、リュックに水筒とおやつを入れて出かけた。
小さなボトルの中でもキララはきらきらしていた。
海に行く途中に森のリスさんに会った。
リスさんが「僕、何を持ってるの?」と僕に尋ねた。
僕は「キララだよ」と言った。
リスさんは「キララ、きらきらしていて綺麗ね」と言った。
僕は海に向かって歩いていく。
海が見えてきたところで今度は鳥さんに会った。
鳥さんはキララが入ったボトルを見て「それは飲み物?ちょうだい」と僕に言った。
僕は「キララはあげられないんだ、そうだ水筒のお水を半分あげる」と言って僕は水筒のお水を鳥さんにあげた。
「ありがとう」と鳥さんは言った。
ゆっくり歩いて、やっと海まで来た。
そこではお腹が空いて動けなくなっているカメさんがいた。
「大丈夫?そうだ、僕のおやつ半分あげる」とカメさんにおやつをあげた。
おやつを食べて元気になったカメさんは「ありがとう、ところでこのボトルは中身は何?」と聞いてきた。
「これはこれから海のキラキラになる、キララだよ」
僕はボトルを開けて、キララを出した。
「さあ、ここが海だよキララ」
「ありがとう」とキララは言ってそのまま海のキラキラになった。
僕は砂浜に座り、海のきらきらを見ながら、持ってきた水を飲み、おやつを食べた。
どちらも半分しか残ってなかったが、とても美味かった。
何かモノをもらったり、何かしてもらったら「ありがとう」と感謝を伝えよう。
ありがとうは素敵な言葉だから。
こんなことが童話(絵本)で伝えられたらいいなと思い書きました。
時間がなくて、絵は描けなかった( ;∀;)残念。




