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世界情勢

1. ヨーロッパ

ドイツ内戦の継続

ヒトラー暗殺後、ナチス残党と国防軍派の間で内戦状態が続く。ドイツ

国内では一部地域がナチス残党の支配下に残り、占領地では連合軍の支

援を受けたパルチザンが活動を活発化。南米に逃亡したナチス残党は現

地で地下組織を形成し、ドイツへの支援を試みる。

東ヨーロッパの混乱

ドイツが勢力圏を維持している東ヨーロッパでは、独占領下の地域がド

イツの収奪的植民地経営と弾圧により経済的停滞に苦しむ一方で、パル

チザンによる抵抗が続く。これにより地域全体が不安定化。ドイツは劣

等民族問題の最終的解決を図りつつあるとの噂が流れている。

日英主導の復興計画

西ヨーロッパでは、日英連合による経済復興支援が進められる。フラン

スやオランダ、

ベルギーなどは独立を回復し、工業と貿易が徐々に復

活。

2. ロシア

群雄割拠の状態

ソ連崩壊後、ロシアは複数の小国に分裂。ロマノフ公国は沿海州を中心

に安定しているが、中央アジアや西部シベリア地域では軍閥が割拠し、

統一の兆しは見えない。

ロマノフ公国の発展

ロマノフ公国はユダヤ資本と日英の支援を受けて工業化と近代化を推

進。港湾都市ウラジオストクは経済の中枢として機能し、東アジアとの

貿易の要所となる。

30年代に満州で油田、ロマノフ公国沿海州で炭鉱が発見され、日英・ロ

マノフ公国・満州国の発展に寄与する。

史実では⼤慶油⽥は1959年に発⾒さ

れています。

3. アジア

中国内戦の継続

国民党と共産党の内戦が激化。日本は直接的な介入を控えつつも、沿岸

部での安定を維持するため、間接的に国民党を支援。 中国統⼀阻⽌が⽬的

朝鮮の停滞

朝鮮は独立を維持するものの、経済的に依然として最貧国状態。日本や

英国からの技術支援を受けているが、自立には至っていない。

東南アジアの独立運動

日英主導で植民地からの独立が進み、多くの国家が新たな政府を樹立。

東南アジアは「太平洋連合」として経済協力を模索。

英領はシンガポール・香港を残し独立。

オランダは独立には反対であったが、祖国解放に大きく貢献した日英の

意向に逆らえずオランダ領東インドの独立を承認。

フランスは独立反対で独立派を弾圧し、独立戦争が勃発。日英の支援も

あり50年代前半には独立が成立し、大東亜会議に参加した。

4. 米国

経済停滞と分裂の始まり

日米戦争での敗北と太平洋の覇権喪失により、米国内では経済停滞と社

会的混乱が進行。南部(UFSA:アメリカ連邦南部)と西部(PSA:太平

洋州アメリカ)がそれぞれ分離主義運動を展開。

核開発の進展

米国は軍事的威信回復を目指し、核兵器開発を推進。内部対立が進む中

でも限定的な軍拡を進める。

少しずつ分裂の萌芽が⾒え始める。

5. 中東とアフリカ

中東の安定化

ユダヤ人の多くがロマノフ公国へ移住したことで、パレスチナ地域での

緊張が緩和。中東諸国は日英と友好的な関係を構築。

アフリカの紛争

アフリカでは植民地支配からの脱却を目指す運動が続くが、内戦や経済

的困難により統一的な発展は見られない。

6. 日英連合と国際秩序

海洋連合の形成

日英を中心に「海洋連合」が設立。西ヨーロッパ、東南アジア、太平洋

諸国が連携し、経済圏を強化。

宇宙開発の始動

1949年、日本と英国は宇宙開発協定を締結。人工衛星打ち上げの準備が

進む。

軍備の維持と技術進歩

日英は第二次世界大戦で得た経験をもとに、航空機、海軍戦力の技術向

上を進める。

日本では1948年に陸軍と海軍の航空部隊を統合して空軍が発足。戦略航

空軍・戦術航空軍・本土防空集団が主な編成。

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