コラッツ予想2(28)もっと簡単な説明
m,nの2の補数をM,Nとすると
M=(3N-1)/2
自然数では+1によって上位の桁が変化したが、補数ではー1のため変化しない。
なので一位が1のときはー1し、0のときはー0していると考えれば
初期値は相殺されていることになる。
例えば
10110011(2)
は
...11101001101(2)
とおける。
1101001101(2)
を3/2倍すると
10011110011.1(2)
補数にするために
11011110011(2)
Y=3/2(2^x)+2^x/2=(3(2^x)+2(2^x))/2=2(2^x)=2^(x+1)
上の連続する1を省略しているため初期値が相殺された段階で
-2~T
となり
結果
M=Y=-1
m=1
となる。
この条件を満たすためには
3倍した際の1の平均の増加が1個より小さいことが必要になる。
01(2)×11(2)=?11(2)
11(2)×11(2)=?01(2)
第二位に現れる0と1は3倍によって反転するから同率の0.75個である。
もし、1の平均の増加が1個より大きい場合はどうなるか。
これはmの補数であるMがALL1になり、やはりm=1となる。
結局、どっちに転ぼうが1になる運命だということだ。