hello 私の息子
私たちの始まり。
長い時間かかってしまった。出産記録。私は、産まれてくる子にこう問いかけていた。
「ゆっくり、ゆっくりいこう。長い時間かかってもいいよ。」とね。
それもあってっか?産まれてくるまでの時間、陣痛は5分刻みが最終的に生まれるまで3時間ぐらい続き、その間、助産婦さんたちも待つしかない時間を過ごす時もあった。
陣痛が始まったと思われるのは、午後11:30頃の真夜中。私は一回眠りについていた。
でもその夜の眠りにつく前の時間は何故かしら?お産の時の生理パットを自分に当てて寝たり、入院準備に専念したりしていた夜だった。
まあ、おしるしがあったからもあったが、そのおしるしの少なかったこと。
39週目の3日の夜だった。陣痛と分かったのは、アプリで確認、陣痛が来るたびかカウンターし、そして10分間隔で来ることを、実感してからだった。
私は、午前12:30ごろにタクシーを呼び、この土地にある市民病院に向かった。
後で気づいたが、タクシーの運転手さんも動揺していたのか、お釣りを間違えていたのには、只々申し訳なかった。
息子が産まれる。
「ゆっくり、ゆっくりでいいよ。」
5分で来る陣痛、そして5分の休憩。5分で奇声を上げ、5分間ため息をつく、12時間かかった出産のときは、助産婦さんの判断で、最終の部分1時間で済んだ。
膣に指を入れてくれた助産婦さん。
「こっち、こっちよ、今力んで!そう!うまいよ。
今いき抜かないで、そうその調子。あー次の陣痛で一気にいこう。」
先生は、陰部の切開をした。吸引の準備もした。
さー出てくるか我が息子。
頭が出て、肩が出て、、足をグリグリしながら出てきた。
産声を上げた。
子宮口全開大5時間からの息子の産声は…
直ぐに、管を入れられ消えてしまった。ぐさぐさされる口元を見ていた時、私は、股を縫われていて何もできずに見て、
「あーパタパタさしてる足、かわいい。声かわいい。変わった声だね。珍しく感じる。」
と私は息子のとりこ、ファン一号になっていた。泣いてるのを聞けて良かった。
指を握らせてもらった。その後からの
私たちの過酷な時間を優しい時間を楽しい時間を描けて行けたらいいと思う。
息子は声を上げ産まれた。よくこの世界に。今のこのつらい世界に。
ようこそ。
なかなか私達2人の時間は今は持てていないけどね。
いつも遠距離になっちゃう私たちだけど…またいつかは、誰も見ないとこでイチャイチャしたいね。
早く2人のために借りた、築45年以上のおもしろ荘に帰ってくることを祈り、今日10時に家を出て、あなたに会いに行くよ。1週間ぶりの貴方は?
大きくなったかな?そのまま?小さくなった?
私は、あるノートに毎日書かかさずのように、あなた宛てに日記としてラブレターを書いています。
では行ってきます。おいでと呼んで!では行くね。向かいます。