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英雄記  作者: ターコ
4章 悲しみの戦
58/170

58話 因縁の勝負

どうも〜ターコです。

今回はシャケ視点です。

ちなみに、シャケは男ですが、一人称は私とさせていただきます!

また少し時は遡り、ラック達と魔物達が交戦状態に入ったその一方、私とアピスはといと、目の前のある2人へと集中していた。

目の前にいた2人もこちらに、気づいたのかニヤけた顔になると、そのうちの1人が私へと話しかけてきた。


「あら〜これはこれは〜随分と懐かしい弱い男じゃありませんか〜ふふっ」


「相変わらずですね。レナさん。」


私はレナに、少し微笑しながら、答えた。

そしたら、レナは少し嫌そうな顔になると、ある事を思いながら、話しかけてきた。


「へぇー随分と余裕そうじゃない。(面白くなくなったわねこいつ)」


「余裕ですかー。そう見えましたか? あなたも随分変わってるご様子ですが、前ほどの殺気とか無くなって、まるで牙を失った狼にでも見えますね。ふふふっ」


私がそう言った途端、全員が戦闘に入ってる広場の雰囲気が、僅かに変化したことを、イーフィとラックとイアとアピスと私のみが気がついた。


そんな周りの木々がまるで、騒ぐように揺れ、地面が震えるほどの中、私はレナに対し目をやった。


そしたら、レナは少し俯きながら、軽く笑っていた。だが、次の瞬間、レナが叫びながら笑いだした。それはまるで咆哮のような笑いで、私でも、少し気を張っていないと、それだけで押されそうだった。

そしてレナは髪を逆立て、全身が黒くなったと思ったら、笑いの後に話しかけてきた。


「ァハ····アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!

随分と言うようになったじゃない! いいわ!いいわ! あなたをここで、殺すから! アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!」


(くっ··。少し煽ったのは間違いでしたかね··まさかここまで力が上がるとは··)


私がそんな、少し姿が変わったレナを見ていながら、ある事を考えてた途端、いきなりレナが私へと攻めより、手に握っていた、黒く中心に、血で出来た1本の線がついてる長剣を振りながら、攻撃してきたのだ。

私はそれに、空中へと避けることしか出来なかった。そんな私へレナは笑いながら話しかけてきた。


「ねぇねぇ! ねぇねぇねぇ! さっきあんなこと言っていたのにまさか、避けることしか出来ないのおおお?ふふふあははははは!!」


私はそんな、レナに対し、空中で一時的に魔法 【ディメンション】で止まると、下を見下ろし、話しかけた。


「随分と面白そうですねレナさん。あなたも忘れてはいませんか? 私はあなたを恨んでるんですよ? 攻撃しないわけないじゃないですか。だからこそ、今度はこちらから仕掛けさせていただきますよ!」


すると、私は空中を蹴り、レナへ向けて武器を先端に構え、風を纏いロケットのようにレナへと攻撃しかけた。

それにレナも笑いながら、攻撃しかけてきたのである。 そして私とレナは戦闘へと入ったのであった。

今回は短めですが、以上となります。

ではまた来週

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