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英雄記  作者: ターコ
4章 悲しみの戦
55/170

55話 答え

どうも、ターコです。13話と14話の半分ぐらいまでを、昨日修正完了しました。

では55話をどうぞ!


ラビスは1度驚いていたが、1度着地するとすぐ元へと戻り、チノンへと笑いながら話しかけたと、思ったら緑色の炎のボールのような魔法を放ちながら、チノンへと攻め寄った。


「アハハハハっ!へぇー意外とやるのえぇぇチノン!!ならこれならどうかしらあ?フフフフっ蹴散らせ!!ルーフス!」


「ラビスちゃんさすがに私を舐めすぎてない?闇落ちしたとはいえ、記憶はあるんでしょ?ラビスちゃんが···いいえ、ラビスちゃん達が私を育ててくれたんだよ!だから、こんな程度で私は挫けない!」


チノンは最初は冷たく、最後は強めでラビスへと話しかけると、ラビスの魔法を片手に持っている剣で、軽く払いきった。

ただその魔法をチノンが払いきった瞬間、いつの間にか飛んできていたラビスが、持っていた黒い杖で、チノンへと笑顔で殴りかかってきたため、チノンはそれを無言で受け止めた。

チノンとラビスが私の横で、戦い始めた中、私はずっと前にいる魔物の軍の奥にいるラミアに、睨み付けていた。

そんな私を、ラミアは少しにニヤケながら見ていたが、なんとラミアの方から口を開いたのである。


「ねぇ〜?エンジェラちゃんいつ、私の元へと来てくれるのかしらあ?ここで待ってるんだけどおお?あ、それともこの前にいる魔物の軍隊に、まさか怖気ついちゃって、動けないのかしらあ?それだったら、本当に傑作ね!ふふふっ」


「相変わらずネタがお好きですね〜ラミア先生?私のこと待っててくれたんですかあ〜てっきりそちらから、来ると思ってましたよおお!あ、それとも、私がどう動くか、怖くってうげないのかなあ〜?ねぇラミアちゃあああああん?」


私とラミアは、お互いに顔にイライラを浮かべたまま、顔をひきつらせながら、お互いにまたも睨み合っていた。

そしてラチがあかないと思った私は、腰にそえていた、セラフィから貰った剣を取り出すと、低姿勢になり、剣は後ろへ向け、剣を持ってない方の手は地面に付けて、前へと向く態勢へと変え、前のラミアを見ると、ラミアも杖を前へと出し、準備していた。

それを見た私は少し笑うと、ある事を思いながら、地面を蹴った。


(いくよママ!)


私の考えが、剣に伝わったのか、剣の光が少し強くなったのを私は感じた。

そして私は、風を纏いながら、魔物の軍の手前辺りまで来ると、剣を横に振り白い斬撃を飛ばした。

そしたら、何体かの腕が固い魔物である、ガーレムなどは耐えたが、ラウルフなどは簡単に消し飛んだのである。

吹き飛んできた、魔物達を避けながらラミアは感心した顔で、話しかけてきた。


「へぇ〜ラウルフまでも倒せるようになってたのね〜先生とは嬉しいわ〜まぁ今の技たしか〜風舞斬だっけ〜私をあのサバイバルバトルのときに、吹き飛ばした技よね〜あの時は痛かったのよおお?」


私はその言葉に、サバイバルバトルの違和感の答えが、その時やっと分かったのである。

私は少しニヤけていたラミアへ少し問いかけた。


「やはりあの時、本気を出していなかったか、又はわざと私に合わせてたんですか?」


「ふふっへぇ〜感じてたんだあ〜てっきり気づいてないかなあって思ってたんだけどね〜ふふっ」


ラミアは私の問いかけに、笑いながら答えた。私はそれに少しため息をつくと、ラミアへと少し呆れた声で答えた。


「そうですか。良かったですよ。本当に。これで私も本気でやれますからね!実はですね、貴方にも誰にも見せてませんでしたけど、私には奥の手がありますが、それはあなたの本気を見てからにしますか!」


その言葉と同時に、私はガーレムを避け、ラミアへと攻撃しに行ったのであった。


以上となります。

ではまた次回〜

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