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英雄記  作者: ターコ
3章 準備と始動
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43話 朝飯

どうもターコです〜

今日は7話を結構書き足ししました。

読みにくかったらすみません。


私達が寝てから、何時間が経った頃、私は目を覚ました。


「はぁ〜あ。皆起きたぁ~?」


私が欠伸しながら、皆へと聞いた。そうしたらシキはもう起きてたのか、即答してきた。


「遅いなあ〜エンジェラ!俺はもうだいぶ前に、起きとるぞ!」


「あ〜っそ!まぁほかの二人を起こすとしましょうかね!」


私はシキに対し、呆れた声で返しつつ、ベットから降りた。そしてチノンとセレンを大声で起こすことにした。


「セレン〜チノン〜起きなさあい〜。」


「にゃ〜?あ〜もう朝かにゃ〜」


そうすると、セレンは即起きて、寝ぼけたかおで声を出した。しかしチノンは起きなかった。そこに支度を完璧に終えたシキが、私に寄り添ってきた。


「チノンは起きそうかあ?」


「え!?いやその起きそうじゃないわね!(ちょ何朝から寄り添ってくるのよおおお)」


それに私は少し赤面しながら、慌てる感じで答えた。私のその顔を見て、何かに気づいたのかシキも赤面した。

そして私達がそんな状態の中、チノンは目を覚ましたのである〜。そしてチノンは朝から笑いながら私達に話しかけてきた。


「ぬぅわ?あー アハハ〜朝からラブラブですな〜お二人さん!」


「うるさい!!」

「少し黙れえ!」


私とシキは照れ隠しのために、チノンの頭を、グーで殴った。それに対し、チノンは頭を擦りながら、怒ってきた。


「痛ったあ!何するの!エンちゃんシキくん!」


「あなたが変なこと言うからでしょうが!」


私がそう反論して、私とチノンがいがみ合ってたその時だった。


「起きてるかあ?ごぞう共〜」


ドアがその声と同時に、いきなり開きそこにある人がいた。

私とチノンはいがみ合うのをやめ、その姿に笑いを堪えられなかった。シキやセレンですら笑ってしまった。私達が笑うのを見た、その人はすぐに顔を傾け聞いてきた。


「ん?どうしたんだ?私の姿のどこか変か?」


「いやだって!その格好は笑いますよ!ははははっ」


私はその人に、その服を指さしながら、笑いながら声をかけた。

その人は自分の服を掴みながら、答えた。


「あーこれか。この姿はな、俺が皆ぶんの朝飯を作ったからだ!だからそれで君達に朝飯を運びに来たのさ!」


「そうだったんですね…なんかすみません···」


私はヒロに、笑ってしまったことを謝った。それに続け、シキやチノンやセレンも謝った。それを見た、ヒロは少し慌てた感じで答えてきた。


「あー、謝らなくていいよお?俺この姿は今までも結構笑われてきたし··まぁだから大丈夫だし、ほらこれ!」


そしてヒロは湯気がでていて、スープみたいなのがはいっている皿を、ドアの横に置いていたのか、横から4人分出してきた。それを私達は受け取ると、そのスープには一切の具材が入っていないのが、確認できた。私がそれについて聞こうとした時、シキが私より先に聞いたため、私は黙った。


「ヒロさんこのスープのみですか?」


「そだよおお。見た目はただ何も入ってないけど、色々な効果もあるし、それだけでお腹いっぱいになるはずだから、飲んでみてね〜。飲み終わったら自動的に、その皿は消えるから大丈夫よお〜それじゃあまたね〜」


そう言い残すと、ヒロはその場から消えてしまった。少しの間、誰もそのスープを飲まずにはいたので、私が最初に恐る恐る呑むことにした。そしてそのスープを飲んだ私は目を見開いて驚いてしまった。


「え?嘘!何このスープ!まるでたくさんの料理を食べた感じ!なんでこんなのが作れるのか知りたいわ〜」


ついその言葉を口に出してしまった私は、恥ずかしさを消すのも含め、またスープを飲んだ。

私のその感想と同時に、ほかの3人も飲み始めた。そうすると全員私と同じ反応をした。

それに私は飲んだスープを吹き出してしまいそうになったが、こらえた。

そして全員が飲み干し、皿を床へと置くと、本当に皿は消えてしまった。それを見た、シキは呆れた感じに言葉を出した。


「はぁーやっぱさすがギルドって感じだなあ。驚かされるばかりだわ。」

「そうだね〜」

「そうだにゃ〜」

「そうだね!」


シキの言葉に、全員が肯定した。それに全員が笑いあった。

そしてそれから少し経ち、私とセレンとチノンは着替えるため、私はシキの目を少し魔法で封じた。


「え?何すんだよおお見えねえじゃねえか。」


「私達が着替えるからそれまで封じさせて貰うわよ!」


目を封じたシキは立ち上がり、動き出してしまった。そして次の瞬間、シキは私の方へと来たと思ったら、私は押し倒された。その時すでに、1枚服を脱いでた私は、顔を赤くしてしまって冷静ではいられなかった。そんな状況をしらない、シキは手探りで倒してしまった何かを確認するため、触り出した。


「ん?なんか倒してしまったんだが、なんだこれ柔らかい?おいエンジェラ、俺はなんか倒したのかあ?」


「ええそうね。柔らかいでしょうね。あなたが揉んでるのは私のむ、胸で···倒したのは私なんだから!だから吹っ飛びなさいよねバカ!リザース」

「ガハッ」


そして私は、魔法を手に込めそれを、シキの腹にぶつけ、そのままシキを吹っ飛ばした。

吹っ飛ばされたシキは気絶し、言葉を発せなかった。そして私は胸を抑えながら立ち、チノンやセレンを睨んだが、二人は焦りながら着替えていた。

それに私は一息つくと、着替えを再開したのであった。



以上となります。

正直な感想でも大丈夫なので、お待ちしております!ではまた次回〜

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