38話 真実 前編
どうも〜ターコです〜
昨日の後書きを皆見てくれたかな?まぁ読み方はえいゆうきでも一応大丈夫ですので、そこはご自由に!
あと設定資料集を更新しましたので、良かったご覧あれ〜では38話どうぞー
あと今回はアピス視点です。
そして私は思い出しながら、話した。
「これは私とシャケとパスティがギルドに戻ってからの話だ。」
〜回想〜
私達がギルドへ戻ると、すぐほかの幹部達が集まってきて、すぐシャケのことを心配した。それを見た、パスティは驚き私の方を見た。そして私は笑顔になりつつ、念でパスティに伝えた。
{ここに戻る前の一瞬の間に、ラックとイアに念で伝えたのよ。}
それにパスティは笑顔になり、答えた。
{そうだったのか!ありがとうなアピス!!}
その言葉を聞いた時私は安心してしまって、疲れが溜まっていたのだろうか、私はその場に倒れてしまった。それから何時間経ったのだろうか。
私は目を覚ました。私達が戻って来た時はまだ空は青かったのに、今はもう暗くなっていた。そして私は会議などする空間で倒れたはずなのに、窓のある私の部屋へと移されていたのである。
そして私は寝ていたベットから起き上がると、ベットの隣の椅子で誰かが寝てるのが分かった。
そうそれはパスティだった。パスティは私の膝を枕とし、寝ていたのである。私は笑顔になると、小声で声をかけた。
「ありがとうね。パスティ!」
しかしその声に、パスティは反応せず、吐息のみが聞こえた。私はそのパスティの頭を撫でながら、頬にキスをし、パスティを自分のベットへ寝かせてあげた。私はベットから離れ、窓から外を見ていた。
そして私が窓から眺めていると、ベットの方から声が聞こえた。
「なぁアピス。もう起きてるんだろう?」
その声に、私はビクンと驚きながらすぐさまベットの方を向くと、パスティが体を起こし、こちらを見ていた。
「起きてたのなら、そう言いなさいよね!びっくりするじゃない!」
その言葉に、パスティはベットから立ち上がり、私の元へと詰め寄ると謝りながら答えた。
「あーすまねえな!それでよアピス。頼みがあるんだ。」
その言葉と同時に、いつもとは違う顔のパスティに私は、真面目な顔になり、返した。
「どうしたの?何かあったの?頼みってのは何?」
私の言葉を聞いたパスティは服のポケットに手を入れ、ある紙を出した。
そしてその紙を、パスティは開くと答えた。
「これはあの野郎が、うちのポケットにいれた手紙だ。多分アピスもこの手紙見れば、何事か分かるはずだぜ。」
そう言われた私は、すぐその紙に目をやった。そして私は目を疑った。
そうそこには、ある言葉がこう書いてあった。
「シャケの仇を撃ちたいのなら、コヤキ村の闘技場前に来ればいいわよ。私はそこに一人でいるからね!ふふふっ」
私はその紙から、目を離しパスティの服の襟を掴むと、答えた。
「貴方まさか行く気じゃないでしょうね!?絶対罠よ!やめて!行かないでよ!ね!?」
それにパスティは私の手を振りほどき、私に背中を見せて答えた。
「ごめんな。罠だとしてもあやつは許さねえんだ。だから俺はいくよ。だからもし俺が戻らなかったりしたら、ここを頼むな?アピス」
私はその言葉に、パスティの背中に寄りかかりながら、答えた。
「戻らないとかいわないでよ···。お願いだからいかないでちょうだい···。あなたがいなくなったら私はやっていけないわ···。だからお願い··いかないで···?」
そういいながら、私は涙を流した。それを感じたパスティは私の方を向くと、抱きしめた。
私はそのままパスティの寄りかかったまま、泣いた。抱きしめたままパスティは答えた。
「ごめんな。俺はどうしても気持ちが収まならないんだ。それに嫁のアピスとか幹部をうちは巻き込みたくねえんだ。俺からしたら、アピスと幹部達も家族だから、守りたいんだよ。だから分かってくれ···」
私はその言葉に、泣きながら答えた。
「何よその言葉··ずるいわよ···。馬鹿···。でもこれだけは約束して、必ず無事に戻ってきて···。」
パスティはその私の言葉に、笑顔で答えた。
「ああ!もちろんさ。じゃあなアピス」
そして私をパスティはベットへ移動させると、私の部屋から無言で出ていった。パスティが出ていった同時に、部屋の外で、シャケとパスティの声がしたと同時に、パスティの気配は消えた。
今回は以上となります。
あと3章終了した段階で、更新をかなり遅くしたいと思ってます。理由は見返しができてないためです(´・ω・`)
まぁそう言うことなので、宜しくです。ではまた次回〜




