37話 謎
どうもターコです〜
設定資料集part4はあしたに延期させてください(´・ω・`)では37話どうぞ!
今回は私視点です。
そしてそのまま、アピスは続けて話した。
「その後はだいたい今いる幹部は知ってるだろうな。パスティが闇落ちし、私がレナとパスティをこの手で封印したのだから。あ、エンジェラ達には後ほど話すから安心せい。 」
そういうと、アピスは一息つくように、はぁーっと息を出した。アピスが息を吐き出したと同時に、二人の幹部がアピスへ話しかけてきた。
「あ、あの、アピス様。私とルヴィもその後は知らないのですが···」
その言葉に、アピスは忘れたのを思いついたかのように、手をポンと叩きルヴィとキュウの方を向き、謝りながら答えた。
「すまなかった。ルヴィとキュウよ。お前達はまだ入って、そこまで立ってないからな。今度エンジェラ達とともに、話をしようじゃないか。」
そう、キュウとルヴィは最近ギルドのメンバーとして入った二人で、どちらも仲良しだが、そのコンビネーションは格上のリビーでさえ、勝ててしまうほどである。
アピスの言葉を聞いた二人はすぐ達、喋りながら礼をした。
「あ、いえいえ。アピス様は謝らなくて良いです。後ほどのお話聞かせていただきます!」
「わ、私もキュウと同じで、後ほどお話聞かせていただきます!」
その二人の言葉を聞いたアピスは、無言でだが笑顔で返した。
そして幹部達の話が終わった瞬間、チノンがアピスへ問いかけた。
「あ、あのアピスさん!少し気になることがあるのですが、よろしいですか?」
(チノン!?気になることってなんだろう。)
私はそう思いながら、無言でいた。
そしてチノンの言葉を聞いたアピスは、チノン方を向くと、あまりにも真面目な顔のチノンに、アピスは顔が強ばった。そしてそのまま、チノンへ問い返した。
「どうしたんだい?チノンちゃん」
そしてチノンは話し出した。そのチノンの言葉を聞いた時、ある1人をのぞいて、全員がざわついた。
「あ、あのですね。さきほどレナとパスティを封印したと言ってたと思うんだけど、なら誰がその封印を解けたのかなあって思ったの!」
チノンがそれを言った瞬間、アピスの横から声が聞こえた同時に、シャケが現れた。
「チノンさんも思ってましたか、私もそれを疑問に思ってました。」
シャケとチノンの言葉に、私は過去を思い出し、アピスは考えて、1人を除いたほかの人は騒いだ。そしてそんな中、ずっと無言だったセレンとシキが言葉を発した。
「じ、じゃあ、あの学校の誰かがその封印を解放したってことかにゃ?」
「セレンもそう思ったか?俺もそれを考えてた。」
その二人の言葉のある点に、その時は誰も気づいてはいなかった。そして皆の話を聞き、考えてたアピスが少しまだ悩んだまま、ある二人へ命令を出した。
「ツクアとセウスまた学校とその周囲の探索を頼めるか?」
「はい!!」
「ガッテン!!」
その言葉に、二人はすぐに答えるとその場から姿を消した。そしてそのまま、アピスは会議を取りやめることにした。
「シャケとチノンちゃんの言葉より、謎の1人が敵サイドにいるかもしれない事が皆も分かっただろう。だからひとまずツクアとセウスが探索から帰還するまで、1時会議を取りやめとする。良いな?シャケ」
その言葉に、シャケは皆の方を向くと、返事と共に、あることを話し始めた。
「はい。良いのですが、少し私から1つ話させてもらいます。 皆さん多分もう私に起きた過去を聞いたでしょうが、もう大丈夫ですので、心配なさらずに」
その言葉を聞いた幹部達から、安堵の声が聞こえるのを私は感じた。そしてそれを見ていたアピスも安堵の顔になると、皆の方を向き、大声で発した。
「うむ。ではこれにて会議はとりやめるとする!!多分次は明日になるだろうから皆、会議終わり次第各自持ち場へと戻れ、そしてエンジェラ含む4人と、キュウとルヴィはここに残れ。では解散!」
解散したと同時に、まるでそこにはいなかったのように、キュウとルヴィを除く、幹部全員はその場から消え、その場には私達4人と、アピスとキュウとルヴィしかいなくなった。
そして私達がその場に立っていると、幹部席の一番端にいたキュウとルヴィが、私達の目の前へと達、膝をつくと、台の上にいたアピスが、私が瞬きしたと同時に、ルヴィ達の前でにおりると、座った。そしてアピスは私達の方を向くと、私達へ向け声を出した。
「立ったままは辛かろう。だから座っても良い!」
その言葉を聞いた私達は、すぐに座った。
そして全員が気軽な体勢となると、アピスは話し始めた。
「よしでは話そう。パスティに何があり、闇落ちしたのかを。」
さてもうだいぶ先の展開が読めた方ももしかしたらいると思います!
まぁ読めたとしても話さないようにね?
あとこの作品の題名は英雄記となっていますが、読み方はえいゆうきではないので、気を付けてね笑 読み方は最終話まで秘密です。
ではまた次回〜




