31話 再開
どうもターコです〜
31話良かったらどうぞ!
私は休憩が終わる直前に、ラゼフと共に元いた部屋へと戻った。そしたらいきなり、誰かが飛びかかってきた。私はその衝撃で倒れてしまった。
「いたたたた···ちょっいきなりなによおお」
私は衝撃で床にぶつけた頭を、擦りながら下を向くと、そこには今にも泣きそうな目で心配しながらこちらを見るチノンとセレンが居た。そのセレン達の後ろで、うちらのことを見ていたシキが話しかけてきた。
「来るのをずっと待ってたからの。心配だったのさ!二人とも。」
その言葉に、私はすぐチノンとセレンの方を見て、頭をなげながらある言葉を掛けた。
「そうだったのね! ただいま!」
その言葉に、二人は笑顔になり、即答した。
「おかえり!エンちゃん!」
そう言うと同時に私達は抱きしめあった。そして私が離すと、チノンは1度シキを、チラ見で見てから、ニヤケつつ私に話しかけた。シキはチノンの行動を、不思議に思ったが、後ほど慌てることとなる。
「実はね!一番心配していたのはシキくんなんだよ!」
「へぇー!」
私がそう言いながら、上を見るとそこには、耳を赤く染めて、慌ててるシキがいた。
私の目とあったシキは慌てながら、否定してきた。
「ち、違うからな!?少しセレンとチノンが心配してたから、俺も少し心配になっただけだからな!?」
その言葉に私は、心では喜び、外では微笑しながら、お礼した。
「ふふっありがとうねシキ!」
私が笑顔を向けた瞬間、シキの顔は真っ赤となり、頭から煙が出るほどであった。その様子に、セレンとチノンは私から降り、腹に手をあて笑った。私はチノン達が降りたので、立ってからクスッと笑った。それに対してシキは赤く染めたまま怒ってきた。
「笑うなああああ!!」
その言葉に、3人は笑った。そしてそれを見ていたラゼフが、割って入ってきた。
「そろそろ良いかな?そろそろまたあの場所へと移動したいのだが。」
その言葉に、私とセレンとチノンは即答した。
「はいにゃ!」
「はい!」
「うん。」
そして少し俯いていたシキも遅れて、少し小さい声で返事した。
「はい···」
その4人の返事を確認したラゼフは、すぐ転移魔法をその場に出した。そしてラゼフの掛け声とともに、私達は消えた。
「ゆくぞ。我はラゼフ。彼方の元へ。」
そして私達は気がつくと、また休憩前にいた広い空間にいた。そしてそこには、すでにアピスや、他の幹部達もいた。そしてアピスの前には二人の女性がいた。
私達のことを確認したアピスは、立ち上がり声を発した。
「さてきたか、よし諸君、話し合いを再開しようじゃないか。」
そしてまた会議みたいなことが始まったのである。
以上となります。今回は少し短めかなwまぁではまた次回〜




