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英雄記  作者: ターコ
2章 絶望と裏切り
30/170

30話 休憩と母 後編

どうもターコです〜

昨日設定資料集投稿したので、良かったら見てね!

あと昨日と今日で、1話と29話の一部に付けたしを行いましたので、良かったらみてね。

では30話どうぞ!

私はセラフィという言葉を聞いた瞬間に、手で顔を抑えながら、大泣きしてしまった。私は多分まだセラフィの死を信じられていなかったのかもしれない。だけど、墓を見た瞬間、信じたくなくても、信じるしかなかった。

私の泣いてる様子を見てか、ラゼフは私に近寄り、背中を摩ってくれた。

そして私は声を出しながら、さらに泣いた。涙が枯れるまで····

それからどのくらい時が経っただろうか、外は少し暗くなっていた。


「泣き止んだか?エンジェラ」


その言葉に私はすぐ後ろを見た。そこには私の方を心配した目でみている、ラゼフがいた。多分ずっとそばにいながら、泣いてたのだろう。目は少し充血していた。そして私はラゼフに話しかけた。


「うん!ねぇパパ?」


そしたら、ラゼフは私の横に座り、聞き返してきた。


「ん?どうした?エンジェラ」


私は少し俯いてきになってたことを聞いた。


「パパは最後のママの姿を見たんだよね?どんな感じだったの?」


その言葉にラゼフは空の方を向き、語り出した。


「そうだなあ。セラフィの最後は笑顔だったよ。これは俺が、村に来てアピス様達と分かれたあとなんだけどな」


そしてラゼフは少し過去の事を語り出した。


「俺は分かれたあとすぐに家へと向かったんだ。そしたらそこには、意識はか細いがまだ生きていたセラフィがいたんだ。」


~回想~


「おい、セラフィ大丈夫か!!?」


セラフィを発見した俺はすぐ、近づき、しゃがんで膝に頭をのせ抱き上げた。そして問いかけた。そうすると、か細い声でセラフィは咳き込みしながら反応したので、俺は耳を傾け聞いた。


「あ··ら··あな··た···。きて··れた···ね。ご··んね··。わ···した···のいえ··ま··れなか··たわ···ゴホッゴホッ」


俺は少し強い声で即答した。


「セラフィもう話すな!大丈夫だ!すぐ回復させてやる!」


俺はそうすると、寝かせ回復魔法をかけ始めた。そうしたら、弱い手でセラフィは俺の手を掴んだ。


「い···わよ··あなたも··わ··ってる··しょ?わ··しの··からだ··は··もう···」


そうセラフィはもう、回復魔法をうっても回復しないほどにボロボロだったのだ。だが俺はそれをも分かっててもやめなかった。


「いや分からんだろ!奇跡というものを信じろ!だから黙っててくれ!!!」


セラフィはその言葉に、諦めたのか俺の手から手を話した。

そして俺はずっと無意味だが回復魔法をかけ始めていた。そんな時だった。セラフィが話しかけてきた。


「ねぇ··ラ··フ」


俺は魔法掛けたまま、返した。


「なんだ?セラフィ」


そしたら、セラフィはある方向に指を指しながら話した。


「あ···そ··にね。エ··ジェ··ラに···わ··し··そび··れた··のが··あるの。ゴホッゴホッ」


その言葉に、俺はその方向を見て、崩れた木材の中にある小刀があるのが見えた。それを発見した俺は聞いた。


「もしかしてあの小刀か?」


セラフィは言葉を発さず頷いた。そしてセラフィは最後の力を振り絞り、最後の頼みをしてきた。


「あ···の··かたなを···も···なた··が··ジェ····に···あ···たら···たし···ほし··の···けど···おね···できる?」


俺は部分しか聞こえなかったが、すぐ分かり即答した。


「ああ!分かったから!お願いだから!もう喋らないでくれ!!!」


その言葉に、セラフィは笑顔になりながら、亡くなった。


~回想終了~


「そしてその小刀がこれだ。」


ラゼフは話し終えると同時に、小刀を渡してきた。私はその小刀にすごく見覚えがあった。


「パパ!この小刀ってもしかして!」


その言葉にラゼフは頷きながら、言葉を返した。


「うむ その小刀はセラフィが昔使ってて、お前がじゃれてた時に壊してしまった、小刀だ。」


私はそのラゼフの言葉に、小刀を強く握った。

そうその小刀はセラフィは壊れたのを修復し、鞘はエンジェラ専用に変わってたからである。

そして私は墓の元へと歩き、セラフィへとお礼をした。


「ママ!ありがとう!この小刀大事にするね!」


その言葉に、奇跡が起きたのか、墓が光り始めた。それに二人は驚いたが、さらにその後二人はさらに驚くこととなる。なんと二人の前に、透明なセラフィが現れたのだ。それに二人はセラフィの名前を読んだ。


「ママ!!」

「セラフィ!!」


その二人の言葉に満足したのか、セラフィは笑顔になり、聞こえなかったがありがとうといって、空へと登っていった。

セラフィを見送った二人はギルドへと戻ることにした。


「さてそろそろ休憩も終わる。戻るぞ!エンジェラ」

「うん!!戻ろう!ママまたね〜」


私達墓へと手を振りながら、ラゼフの転移でギルドへと戻った。

そしてこれは私達が転移してすぐのこと、残されたセレン達はというと、アピスにあることを頼まれていた。


「さて諸君、よく聞いてくれ。」


その言葉に、セレン達は顔を引き締めてきいた。


「エンジェラはまだ子供だが、多分無理もするだろう。なるべくうちらもサポートする。だが、間に合わない場合があるだろう。だから頼む。エンジェラを守ってやってくれ!」


その言葉と共に、アピスはセレン達へと頭を下げた。

それを見たセレン達は自分達で顔を見合わせ、シキが代表として答えた。


「アピスさん大丈夫ですよ。ここにいる全員前からそのつもりですから!」


セレンとチノンも頷きながら、シキは返答した。 アピスは笑顔になりつつ、答えた。


「そうか!うちが言う意味もなかったな。さて」


アピスはそう返答するとともに、立ちドアの所へといくと、セレン達に背中を見せながら答えた。


「さて休憩終わる前に、多分ここに二人が帰るだろう。だからラゼフとともにこい。よいな?」


それにセレン達は即答した。


「はいにゃ!」

「はいです!」

「はい!」


そしてアピスはそのままドアの外へと出た。そしたらそこには、シャケがいた。

シャケはアピスが出たのを確認したと同時に、答えた。


「お待ちしておりました。彼らが今帰還しました。」

「宜しい。むかうぞ。」


そしてアピスとシャケはある部屋へと飛んだのだった。

さて以上で2章は終となります。2章終えたので、少し投稿スピードを落としたいと思いましたが、これからもいつも通り行きたいと思います。ではまた次回〜

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