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英雄記  作者: ターコ
2章 絶望と裏切り
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29話 休憩と母 前編

どうもターコです〜さて29話どうぞ!


「え?えええ!!!!?」


あまりのことに、私達は驚いた。それを見たアピスは微笑しながら話した。


「驚くのも無理もないだろう。私はパスティ以来、夫を持っておらぬし、そなたらの中のパスティは、怨念をぶつける相手でもあるからの。」


返答を返そうにも驚き過ぎてか、私達は返す言葉がひとつも思いつかないでいた。

そしてそんな私達を見越してきたか、アピスはある提案をしてきた。


「多分、幹部達もそなたらもあまりの情報量に、少し混乱しておるだろうから、ここいらで休憩を入れようかと思うのだがどうかの?皆の衆」


その提案に幹部達と私達は少し考えていたが、シャケは即答で答えた。


「私もアピス様の言う通りにした方が、宜しいかと思います。」


その言葉に、考えていた残りの全員が答えた。


「私達もそうした方が宜しいかと思います。」

「わ、私達4人も少し、休憩が欲しいです。」


それを聞いたアピスは頷き、答えた。


「よし、では少し休憩を取ろう。話はその後だ。」


そういうと、アピスは指を鳴らした。そうしたらなんと、その場にいた全員が、目を閉じ、暖かい光に包まれ、目をあけた時には、各個室に入ってたのである。私達は4人まとめてある部屋に入っていた。それに私達は驚いた。


「え?嘘!さっきまでの広いところはどこにいったの?」

「にゃ?にゃ!?もう何が分からないにゃ···」

「これは流石に驚いたな··さすがのギルドの長なだけはあるか···」

「ええ··そうね!さすがのアピスさん···」

「良き、反応だのおお!」


私達4人の以外の声が突然、部屋のドアの方から聞こえたため、私達すぐドアのほうを向いた。そしたらそこには、アピスがいた。そして私は今起こったことについて聞いた。


「あ、アピスさん!今のはなんなんですか?魔法ですか?」


私がそう聞くと、セレン達もアピスの目を見た。それにアピスは微笑しながら答えた。


「ふふっそうね。初めての事だから驚くのも当然よね!エンジェラちゃんあれは魔法の一種よ。それも大魔法 魔法の名はクレアーレ いわゆる創造ね」


それを聞いた、私以外は興味津々な顔で答えた。


「へぇーそれは是非とも今度教えて貰いたいものですねえ!」

「私もおお教えてほしいい!!」

「ぜひ私も教えてほしいにゃ!」


それにアピスは私を見つつ、答え私に聞いた。


「また今度ね!そして···多分だけど、エンジェラちゃんもこの魔法は使えるのかな?」


その言葉に私はドキッとした。そして前を向くと、3人がニコッとしながらこちらを向いていた。それに私は諦め、ため息しながら答えた。


「はぁー···使えますよ!一応は··でも!アピスさんとは規模が大き過ぎて、あそこまでは流石に無理です!」


私は少し強めの口調でそう言うと、アピス様が笑った。それにつられて、セレン達も笑った。

皆が笑ってるのを見て、私は恥ずかしくなり、そっぽ向いた。そしたらアピスが、私を見て謝り、話し出した。


「いやいやすまんのおおエンジェラちゃん!規模が大きいとかは初めていわれたものでのおお!まぁさて茶番はここまでにするかの···」


私達は茶番という言葉に、少しおちゃらけムードだったのが真剣なムードえと変化したのを感じた。

そしてそんな中、アピスはアピスの後ろで気配を隠していたある人物を呼んだ。


「さて、ラゼフ出てこい。エンジェラに話があるのだろう?」


そう言うと、ラゼフがアピスの横から出てきた。ラゼフの姿を見た、セレン達はすぐ私を見たのを感じたが、私はラゼフへ目線を向けていた。

私を見た、ラゼフはあることを提案してきた。


「エンジェラ、少し父さんとあるとこに行ってくれないか?」


その提案に、私は少し考えて返事した。


「どこか分からないけど、私もパパと話したかったし、いいよ···」


その返答を聞いた、ラゼフはアピスに許可を取った。


「アピス様では、私はあの場所へと我が娘を連れてきますが、宜しいでしょうか?」

「許可などいらぬ!行ってこい。」

「はい!ありがとうございます。」


許可を貰ったラゼフは、私の手を取り部屋の外へと出ると、転移魔法でその場から消えた。

そして残されたセレン達は、私を心配していたが、アピスがそんなセレン達へと話しかけたという。

その頃、私とラゼフはある墓がある、崖みたいなとこにいた。

そこでラゼフは座ると、目の前にあるひとつの墓を見て、言った。


「エンジェラ、あの墓はな。セラフィの墓だ」


私はそれを聞いた瞬間、驚きそして泣いた。





今回は以上となります。明日はちなみに投稿出来るか不明のため、出来たらしたいと思います。ではまた次回〜

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