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英雄記  作者: ターコ
2章 絶望と裏切り
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21話 学校からの逃亡 前編

どうもお〜ターコです!いやあもう21話ですよ!まぁ頑張って書いてくんで、よろしくです。


学校はどうなるのか、エンジェラ達は無事に逃げれることが出来るのか?そしてなんとセレンの頭痛の謎が明らかに?

では第21話を見ていきましょう!

そして私は目が覚めた。


「エンちゃんお願いだから、起きてよおおお。エンちゃん!!!」

「全く相変わらず泣き虫ねえ。チノンも」

「え?あ!エンちゃん!!!目が覚めたんだね!!」

「お、エンジェラ目が覚めたか!良かったぜ!よし、俺はラビスのとこへいってくる。」


シキが、私が大丈夫だと把握したので、ラビスの元へ行こうとしたら、


「ダメよシキ!」

「え?なんでだよ!エンジェラ。お前もラビスのことが、心配だろ?」

「シキ、今から今私にあったことを話すから、よく聞いて。」


そして私は夢の中で起きたことをすべて話した。ハクラは実は既にパスティという敵になったこと、ラミアも敵だということ、そして···ラビスも闇落ちされたこと、そして私達に逃げてほしいということ。

すべてを話した瞬間、二人は戸惑った。無理もない、初めて聞かされて逃げろというのだから。私でも戸惑うだろう。


「ちょっと待ってくれエンジェラ。それはつまり、ラミアとハクラとラビスが敵で、逃げないと襲ってくるということか?」

「ええ、そういうことよ。」

「考えすぎて、頭が痛いよおお。」

「悪ぃ、すまん遅くなったってあれ?シキとチノンどしたんだ?」


セレンを見ていたマメとセレンが今来て、頭を抱えながら考えたりしたり、悩んだりしてるチノンとシキを見て、マメがアタフタした。


「マメ、二人は大丈夫よ!少し考えてるだけよ。」

「お、そうかって、エンジェラ起きたのか!良かったぜ!」

「ええ、今さっき起きたのよ。でもマメ達も遅かったじゃない。」


そう言うと、マメの後ろに隠れていたセレンが出てきた。そして遅れてきた原因を話した。


「ああ、少しセレンを見てたんだよ。そしてセレンは夢を見たんだろ?なあ?セレン」

「は、はいにゃ。。。」

「え?ゆ、夢!?どんな夢なの?私もさっきまで見てて、その事情話したから二人とも、頭を抱えてるのよ。」

「え?エンちゃんも見たの?」

「へぇーエンジェラも見たのか。それはどんな内容なんだ?」


そして私は夢の内容をまた話した。しかし二人は顔を見合わせて、確認しあった。


「あら?驚かないの?」

「ああ、なんせセレンも見たのも同じだからな。それにセレンに話しかけてたのはラミアだ」

「そうだにゃ。実はラミア先生もあの、なにかに操られて乗っ取られてる感じにゃ。」

「そうなのね。。。しかし内容が同じとなると、逃げるしかないわね。」

「まぁそうだな。」

「そうだにゃ···」

「二人もokかな?」


夢の内容がほとんど同じで、逃げることを決めたセレンとマメと私は、悩んでたシキとチノンの方をみた。そしたら、二人は意思を決めた見たく、こちらを向いた。


「あぁまだ頭が混乱してるが、逃げよう。」

「私もまだ頭がぐるぐるしてるけど、でもラミア先生もラビスちゃんも、嘘とかわざとそんなことは言わなそうだとおもうし、逃げよう。」

「よしさてエンジェラどう逃げる?」


そして5人が逃げようと決めた時だった。


「ぎゃあああああ逃げろぉぉおおお!!!!魔物の大軍だああああ!」

「え?魔物の大軍!!!!?」


叫びと共に、沢山の人達が私達の所に逃げてきた。


「え?先生!何が起きてるんですか!!?」

「ああ、エンジェラさんか!!訓練会場から魔物の大軍と共に、3体の人型の魔物がこちらへと攻めた来たんだ!!!!だから君たちもすぐに逃げろ!もう学校は終わりだ!!!私は他の生徒とかを逃がし、なんとか魔物の大軍の時間稼ぎに行くさ!それでは!!」


そう言うと、先生入ってしまった。そしてその場にいた5人はすぐに、3体の人型の魔物が誰か悟った。絶対にラミアとハクラとラビスだと···


「もう逃げようよ!エンちゃん!」

「ええそうね!逃げましょ!シキとセレンとマメ逃げるわよ!」

「ああ、逃げるか!」

「逃げるしかないな。」


そして私達は逃げ出した。





だいぶ緊迫してきましたね!さて果たしてエンジェラ達は逃げ切れるのでしょうか?それではまた次回!

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